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全線開通へまた一歩

本紙掲載日:2022-03-07
1面

国道218号五ケ瀬高千穂道路9・2キロ

◆五ケ瀬町Gパークで起工式

 九州中央自動車道の一部となる国道218号五ケ瀬高千穂道路(五ケ瀬東IC―高千穂IC=いずれも仮称、延長9・2キロ)の着工式が6日、五ケ瀬町三ケ所の町総合公園「Gパーク」で行われ、沿線の五ケ瀬町や高千穂町、国交省、県など関係者らが工事の安全を願った。

 式典の主催は国交省延岡河川国道事務所、県、五ケ瀬町、高千穂町。同省九州地方整備局の藤巻浩之局長、河野俊嗣知事、原田俊平五ケ瀬町長、甲斐宗之高千穂町長、県選出国会議員らによるくわ入れの儀式が行われた。

 藤巻局長は「地域の方々や関係者の協力で着工の運びとなった。一生懸命、工事を進めていくので、引き続きの支援、協力を」と式辞。河野知事は「九州中央自動車道の整備は着々と進んでいると感じている。未来の宝を一日も早く整備できるよう、皆さんと力を合わせていきたい」と述べ、原田町長は「悲願の全線開通に向け、また一歩近づいた。高速道路をまちの活性化への起爆剤ととらえ、さまざまな取り組みをまちづくりにつなげることが重要」と述べた。

 五ケ瀬高千穂道路は2車線の自動車専用道路で、全体延長のうちトンネル(6ケ所)が5・0キロ、橋梁(きょうりょう)=10カ所=が1・4キロ、土工が2・8キロ。2018年度に事業着手し、これまでに測量設計、用地買収を進めてきた。全体事業費は約470億円を見込む。

 熊本県と本県を結ぶ九州中央自動車道の一部として広域道路ネットワークを形成。開通後は災害発生時の第一次緊急輸送道路の機能確保や救急搬送時間の短縮、地域・観光産業の振興に役立つことが期待される。

 式典に出席した五ケ瀬町公民館長会会長の松本秋雄さん(75)=三ケ所=は、特に救急医療への効果に期待を寄せ、「うれしくてまだ夢の中にいる気分。一日も早く完成してほしい」と笑顔。五ケ瀬町道づくりを考える女性の会会長の周防五月さん(69)=同=は「10年以上活動して成果が形になりうれしい。これからも他の女性の会と力を合わせて頑張りたい」と話した。

 九州中央自動車道(法定路線名・九州横断自動車道延岡線)は、九州の東西軸として本県と熊本県を結ぶ熊本県嘉島JCT―延岡JCT・ICの延長95キロ。宮崎側の事業化区間は「蘇陽五ケ瀬道路」(7・9キロ)、「五ケ瀬高千穂道路」(9・2キロ)、「高千穂雲海橋道路」(3・3キロ)、「高千穂日之影道路」(5・1キロ)、「北方延岡道路」(13・1キロ)。このうち、北方延岡道路が15年4月29日までに、高千穂日之影道路が21年8月21日までにそれぞれ開通した。

 熊本側は14年3月に嘉島JCT―小池高山IC(1・8キロ)、18年12月に小池高山IC―山都中島西IC(10・8キロ)がそれぞれ開通。山都中島西IC―矢部IC(仮称、延長10・4キロ)が23年度に開通し、事業が進められている嘉島JCT―矢部ICの区間(23・0キロ)が完成する。供用率は全体で33%(31キロ)。

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