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愛称はブラリ館−日之影町立図書館

本紙掲載日:2022-03-10
1面
左からキャラクターの本ゆずちゃん、ブッ栗ん(日之影町教委提供)

キャラクターは本ユズちゃんとブッ栗ん


 昨年5月に開館した日之影町立図書館の愛称とキャラクターのデザインが公募で決まった。愛称は、同町立宮水小学校5年の長田愛子さん(11)が応募した「ブラリ館」に、キャラクターは同町岩井川のパート従業員、工藤由莉さん(32)が考えた「本ゆずちゃん」「ブッ栗ん」が選ばれた。

 同町教育委員会の呼び掛けに、愛称が58件、キャラクターに66件の応募があった。同館の図書館運営協議会委員による投票で決定。2月25日に同館館長の橋本範憲教育長から2人に感謝状が贈られた。

 長田さんは、好きな時に「ブラリ」と立ち寄ることができる身近な図書館であることと、英語で図書館を意味する「ライブラリー」を掛けてこの名前にしたという。「歩いて来られるので1週間に1回は来て館内で本を読んだり借りて帰っている。選ばれてびっくりした」と話した。

 工藤さんは、町特産品のユズと栗を題材にしたキャラクター2体を考えた。同町でユズを本ユズとも呼ぶことから、そのまま本ユズ、栗はブックと合体させたという。「子どもと来た時に見た館内を思い浮かべながらイメージした」と話した。

 同町教委によると、決定した愛称やキャラクターは今後、図書館関連の行事や物、PRなどに活用するという。

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