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企業立地促進7社に指定書−延岡市

本紙掲載日:2022-03-11
8面
各企業の代表らが指定書を受け取った

工場増設など「ますます成長」

 延岡市企業立地促進条例に基づく指定書交付式が3日、市役所であり、読谷山洋司市長が市内で工場増設などを行った7社の代表らに指定書を手渡した。

 指定を受けたのは、兼松工業第二工場(大武町、兼松孝幸代表取締役)▽向陽プラントサービス大武第5工場(同、在原利行代表取締役社長)▽オムニバス延岡トレーディングセンター(幸町、岩井亮代表取締役)▽宮崎科学本社(土々呂町、黒木未央代表取締役)▽松長鐵工本社工場・事務所(行縢町、松長今朝男代表取締役)▽山内システム北方事業所(北方町、山内浩二代表取締役)▽ひむかエルエヌジー延岡工場(新浜町、橋口光雄代表取締役社長)。

 読谷山市長は、人材紹介やビジネスマッチングなどを行う「延岡経済リンケージ機構」に触れながら「市の施策などもフルに活用してもらえれば」と産業振興に期待を寄せた。指定書を受け取った出席者を代表して在原さんは「指定を励みに、ますます成長していきたい」とあいさつした。

 市企業立地促進条例は1984年7月に制定。指定は85年4月から行われており、指定数は今回で延べ194件。指定を受けた施設は、要件を満たすと固定資産税が3年間課税免除されるほか、用地取得や関連施設整備の助成金、雇用促進奨励金などが受けられる。

 市は今回の7社各工場などについて、同条例に基づき2月21日に市企業立地審議会に諮問。その後の答申を受けて指定した。

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