ワイワイ花宵物語−城山公園で光のショー

石垣に投影−空にドローンの光模様

　「ワイワイ花宵物語２０２２」のドローンライトショーが昨夜、延岡市の城山公園であった。この日始まったプロジェクションマッピングに合わせ、ＬＥＤライトを点灯した１８０機以上の小型無人機が上空でさまざまな形を描き、訪れた人たちを楽しませた。ショーは今夜も予定している。

　主催はケーブルメディアワイワイ。プロジェクションマッピングは午後７時１５分から、１５分間隔で７回あり、千人殺しの石垣全面を背景に延岡をイメージしたコンピューターグラフィックを音楽に合わせて投影。ライトアップされた満開に近い桜と共に魅了した。

　ショーは、午後７時３０分からと同８時３０分からの２回実施。開始時間が近づくと、家族連れや友人グループらが二の丸広場に続々と集まった。

　光を発しながら、小型無人機の隊列がゆっくりと近づくと会場からは歓声が上がり、訪れた人たちはスマホで動画や写真を撮りながら、光のショーを満喫。桜、花火、ハートなどが描かれるたびに大きな拍手が送られた。

　市内から訪れた吉岡穂積さん（７）、千隼ちゃん（５）、和穂ちゃん（３）きょうだいは、ゆっくりと戻る小型無人機に「どうもありがとうございました」と大きな声でお礼を言いながら何度もお辞儀。「花火がすごかった」「ハートと桜がすごかった」とうれしそうに教えてくれた。

　ショーは今夜も同時刻に実施予定。雨天や強風時は中止で判断は直前に行う。中止の場合、公式ツイッターで知らせる。プロジェクションマッピングは４月１０日まで、天候にかかわらず上映。