旭化成グループ−１００周年の節目に入社

延岡・日向地区の６１人

　旭化成グループ延岡・日向地区の２０２２年度入社式が１日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であった。今年は旭化成創業１００周年の節目の年。

　創業の地延岡から新たなスタートを切った同地区新入社員６１人は、次の１００年における活躍を誓った。

　オンライン講話を行った延岡出身の工藤幸四郎社長は、旭化成の歴史や「世界の人びとの〃いのち〃と〃くらし〃に貢献する」というグループ理念を示すと共に、「安全」をテーマとして取り上げ、「従業員やご家族、地域社会、関係先の皆さんの心身の安全と健康が何よりも大切。安全・安心な職場を全員で創り上げる義務を負っている」とした。その上で「先々が予測しにくい時代ではあるが、同期や上司、職場の方々と助け合いながら、力強く歩んでほしいと心から願っている」と激励の言葉を贈った。

　その後、新入社員らは各地区の支社長や製造所長の講話を聞き、さっそく研修へ。式に出席した谷英美子さんは「現場でないとできないことを学び、よい変革を起こせる人材になっていきたい」と意気込みを語った。

　旭化成によると、同年度の大卒・高専卒新入社員は全国で３５５人（高卒新入社員は７０人）。このうち旭陽会陸上部には手嶋杏丞さん（明治大卒）、鈴木聖人さん（同）、藤木宏太さん（國學院大卒）、同柔道部には笹谷健さん（東海大卒）、羽田野竜輝さん（明治大卒）が入部した。

　新入社員は同日から１５日まで通勤および自宅からのオンライン形式での研修に臨み、１８日に各配属先の発表を受ける。