若鮎レディ改め「のべおか観光レディ」

延岡を広く発信・３人に選任証−延岡観光協会

　延岡観光のＰＲを担う花形が新年度から「のべおか観光レディ」へと名称を改め、新たに就任した３人が７日、延岡市大貫町のかわまち交流館でお披露目された。

　１９８８年度に「ミス観光のべおか」として開始し、９８年度から「のべおか若鮎（あゆ）レディ」の名称で２４年間親しまれてきたが、鮎だけでなくアウトドアやグルメ、歴史・神話など数多くある観光資源をより幅広く発信しようと、延岡観光協会が改称した。

　新レディに選ばれたのは、日向市出身で会社員の直野麻美さん、山口県出身で保健師の山口有香さん、延岡市出身で団体臨時職員の山口実織さん＝３人とも市内在住。なお、今年度から個人保護のため年齢や所在の町名などは非公表とした。

　かわまち交流館では新旧レディの交代式が行われ、延岡観光協会の吉田裕之専務理事が新レディに選任証、２０２１のべおか若鮎レディに感謝状を交付。

　出席した若鮎レディの池田奈々恵さん、金子千明さん、吉田専務が新レディの肩に真新しいたすきを掛けた。

　衣装も新たに、宣伝役を担う直野麻美さんは「延岡のさまざまな魅力発信はもちろんのこと、子育て世代の方にも参考になるような紹介ができれば」。昨年度ミセスジャパンを経験した山口有香さんは「パンフレット『満願神たび』を手に、自ら神話に触れてＰＲにつなげたい」。地元で生まれ育った山口実織さんは「このご時世だからこそ、少しでも延岡のまちを明るく元気にできるよう、精いっぱい努めたい」と張り切っている。