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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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海のそば、北浦中−1キロ離れた町グラウンドへ
沿岸部に位置する延岡市立北浦中学校(川原寛幸校長、50人)は19日、南海トラフ地震を想定した避難訓練を行った。内閣府のデータによると、地震発生後、最短17分ほどで高さ9メートル超の津波が押し寄せるとされている。このため、生徒は連携して避難することなどを確認し合った。
3年前までは裏山や教職員用の社宅駐車場を避難場所としていたが、それぞれ敷地面積が狭く避難できる人数が限られることから、2年前から校舎の1キロほど内陸にある「町グラウンド」を新たな避難場所として設定した。
地震発生を知らせる校内放送が流れると、各教室の生徒たちは速やかに机の下に隠れて待機した。同校は災害時の避難に備えて4年前から脱げにくいスリッパを導入しており、揺れが収まると2、3年生は駆け足、1年生は道を覚えるため歩いて町グラウンドを目指した。
町グラウンドに避難するまでにかかった時間は、3年生が8分5秒、2年生が9分42秒、1年生が10分50秒。ゆっくり歩いて移動しても、想定される津波の到達時間に十分、間に合うことを生徒は確認した。
1年生の吉田和さん(12)は「スリッパの移動だと、普段より足が遅くなると感じた」。同じく宇戸田蒼さん(12)は「焦らず冷静に、地域の人たちと一緒に避難したい」と感想。
甲斐誠教頭は「実際の地震では、津波の到達時間が早くなる可能性もあるので、想定にとらわれず最善を尽くしてほしい」と語り「どういった動きをすれば、どのくらいの時間で移動できるかという判断基準ができたので、生徒たちにとっても、大変意義のある避難訓練になったと思う」と総括した。