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延岡フィル指揮者に渡邊さん

本紙掲載日:2022-05-09
1面
延岡フィルハーモニー管弦楽団の指揮者に就任し、インタビューに答える渡邊祥吾さん

「県北の文化の象徴」故・椛山さんの言葉胸に

 県北唯一の市民オーケストラ、延岡フィルハーモニー管弦楽団(=延フィル)に、若き指揮者が誕生した。門川中学校音楽教諭の渡邊祥吾さん(30)=日向市向江町=。「オーケストラの指揮者は音楽を愛する者にとって憧れであり夢」と、柔らかな表情で重責を受け止める。

 延フィルを長年けん引し、昨年12月に亡くなった音楽監督・椛山達己さん(享年69歳)は常々「延フィルは県北の文化の象徴」と語っていたという。その言葉を胸に大役を担う。

 宮崎市生まれ。福岡教育大学教育学部音楽科を卒業後、帰郷し、公立中学校の音楽教諭に。初任校は財光寺中学校で、県北への赴任をきっかけに2017年4月、トロンボーン奏者として延フィルに入団した。

 椛山さんから約2年間、指揮法やスコアリーディングを学び、20年夏から椛山さん不在の練習時に指揮を振ってきた。

 「楽器の持つ一音一音を細かく理解しないとアンサンブルはつくれない。いくら譜面を読んでも時間が足りず『指揮者は一生勉強』とおっしゃっていた椛山先生の言葉の意味を、今実感している」と苦笑いする。

 また、県北出身ではないものの「延フィルがいかに地域に愛されているか、大事に育てられてきたかを感じている」という。「ふるさとを大切にしてきた椛山先生の姿勢を、これからもしっかり引き継いでいきたい」と意気込む。

 延フィルの指揮者は長年空席で、渡邊さんの就任は先月開かれた団員総会で承認された。6月18日に延岡総合文化センター大ホールで予定されている「第14回ファミリーコンサート」でデビューする。なお、音楽監督には引き続き、椛山さんの名前が残る。

 現在、門川中学校の吹奏楽部を指導する傍ら、声楽もたしなみ、県北ゆかりの声楽家らで結成する「ひむかオペラの会」会員としても活動する多忙な日々。「頑張って」と送り出してくれる妻と娘(1)に感謝する。

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