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▽L サイズ 1枚 300円
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(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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こどもの読書週間(4月23日〜5月12日)
◆12人が司書の仕事を体験−延岡
延岡市立図書館(工藤靖治館長)は7日、同市本小路の本館と、同館に隣接する社会教育センターで「こどもとしょかんフェスティバル」を開いた。図書館司書の仕事を体験する「1日図書館員」をはじめさまざまな体験イベントがあり、家族連れでにぎわった。
「こどもの読書週間」に合わせた行事で37回目。コロナ禍で一昨年は中止、昨年は日程変更を余儀なくされたが、今年は予定通りに開催された。
1日図書館員には事前に申し込んだ小学3〜6年生12人が参加。古い本や新聞が保管され、普段は職員しか入ることができない「閉架」や移動図書館車「ふくろう号」の書庫などを見学した後、児童コーナーで仕事を体験した。返却された本の破損や汚れ、忘れ物が挟まっていないかを確認したり、本の貸し出し手続きをしたり。利用者の要望に沿った本を探す「レファレンス」をクイズ形式で体験する本探しゲームもあった。
工藤夢花さん(黒岩小6年)は「日ごろ図書館を利用しているが、初めて知るものがあった。大変なこともあったが、楽しくてずっとやっていたい」と笑顔だった。
「おりがみであそぼう!」のコーナーでは、職員に教わりながら、折り紙でカタツムリ、てるてるぼうず、カエルやアジサイなどを作り、大きな紙に作品を貼り付け、参加者みんなで壁飾りを完成させた。家族と訪れた城後せりさん(延岡小4年)は「アジサイの花を切るとき、細かくて難しかった。きれいにできてうれしかった」と声を弾ませた。
今年初めて実施した「スライムを作ろう!」では、洗濯のり、水、ハンドソープなどを加えながら素早く混ぜ、プルプル触感のスライム作りに挑戦。好きな色の着色料を加え、楽しそうに何度も何度も混ぜて完成させた。伊藤崇馬さん(延岡小2年)は「作れて楽しかった」。山口凌空さん(土々呂小3年)も「色が選べてよかった。めっちゃ気持ちいい」と満足顔だった。
市民から寄せられた本など約4800冊が並んだ「春のブックリサイクル」は、感染症予防のため、20分ずつ10回に分けて行い、事前に配られた整理券を持った来場者が、気に入った本を持ち帰る姿が見られた。
この他、16ミリ映写機を使った「こども映写会」や職員による「おはなし会」もあった。
◇おすすめの本展示
延岡市立図書館児童コーナーに「1日図書館員オススメの本」コーナーが設置された。15日まで。7日に司書の仕事を体験した子どもたち12人が選んだ96冊が並んでおり、自由に借りることができる。
また近くには、「おりがみであそぼう!」の参加者が作品を貼り付けて完成させた壁飾り2枚も展示されている。
◆謎解き、読み聞かせなど多彩に−日向
子どもたちに本に親しんでもらおうと、日向市春原町の市立図書館(星野真由美館長)で8日、「春のとしょかんまつり」があり、多くの子どもたちが謎解きや読み聞かせなど多彩なイベントを楽しんだ。
「こどもの読書週間」に合わせて毎年企画してきたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年と一昨年は中止し、今年3年ぶりに開いた。
館内7カ所を巡るスタンプラリーでは、職員とじゃんけんで勝負したり、「日向市の花」の名前を当てるなど、子どもたちはさまざまな「お題」をクリアしながら夢中になってスタンプを集めていた。
「一日こどもとしょかんいん」には小学生10人が参加。カウンターで本の返却手続きを行ったり、返却された本を五十音順に書架に戻したり、図書館の仕事を体験した。石黒櫻さん(大王谷学園初等部4年)は「緊張したけど、バーコードをピッと読み取る作業が楽しかった」と話した。
百科事典ポプラディアを使って謎を解く「ひゃっか王からの挑戦状」には小学生10人が参加。「スーパーマンは何人?」「ゾウの長い鼻は、鼻と何が一緒になったもの?」などの答えを求め、真剣な表情でポプラディアのページをめくっていた。
地元の富島高校3年生13人(生活文化科・保育コース)は「がらくた人形劇団」を結成。空き箱などを利用して手作りした人形で、歌や電子ピアノ演奏を交えながら「3びきのこぶた」を上演した。
◇男性読み聞かせサークル−「ひむか」がデビュー
市内勤務の20〜50代の男性5人で結成する「エンターテインメントサークルひむか」は、「子どもたちを笑顔にしたい」と、この日デビュー。
子どもたちとの掛け合いもにぎやかに、紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」(まついのりこ作)、大型絵本「おばけだじょ」(ツペラツペラ作)などを読み聞かせした。
終了後、子どもたちからは「もうちょっとやって」と惜しむ声が上がった。中谷紗也さん(日知屋小3年)は「声が大きいところや、ちょっとふざけているところが面白かった」と笑顔。
同サークル代表の林田慎吾さん(48)=同市永江町=は「子どもたちの反応はもちろん、その様子を見ていたお父さん、お母さんの表情が良かった。それが一番うれしかった」と話した。