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LL サイズ
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1枚 500円 |
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1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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15日から3年ぶり一般公開
今年も門川高校(村社貞利校長)の中庭にあるビオトープ(生物生育空間)でホタルが舞い始めた。総合学科のホタルプロジェクト班が完全飼育したゲンジボタルで、校内で舞うのは11年連続となる。今年は3年ぶりに一般公開も行うという。
同班(堀部圭吾班長、20人)は、昨年12月から今年の2月にかけて約700匹の幼虫を放流。3月13日には、ホタルの幼虫がサナギになるために陸に上がる「上陸」活動が始まった。
今年の羽化の初確認は、4月27日午後8時ごろ。毎晩ビオトープを確認している同班の吉田巧顧問(66)が、光を放つ1匹の雌を見つけた。それ以降、数匹ずつ姿を見せ、8日現在では30匹ほどがシンクロして舞う姿が見られたという。
同班では、生物室でも上陸・羽化装置を作り、飼育している。同装置では4月28日に初めて羽化し、8日現在66匹が確認されている。
また、3年前から取り組んでいる「ヘイケボタル」の完全飼育も順調で、生物室に作った上陸装置に91匹の幼虫が上陸。8日現在11匹が羽化したという。
堀部班長(3年)は「卵から苦労して育ててきたホタルが、光って飛んでいるのを見て感動しました。この光を見てみんなにも元気になってほしい」と話した。
同校のホタルは例年、一般公開していたが、コロナ禍により中止していた。今年は、コロナ対策に考慮した上で3年ぶりに公開する。期間は15日から22日の午後7時30分〜9時ごろまで。観賞希望者は、事前に吉田顧問に電話で申し込み、来校すること。
「ぜひ、子どもたちと見に来てください」と吉田顧問。