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マダニ感染症、夏場に集中

本紙掲載日:2022-06-02
1面
マダニ予防の服装のポイント(県作成)

山や草むら、庭先でも−肌の露出は避けて

◆県、予防策の徹底呼び掛け

 県はこのほど、延岡市の80代男性がマダニを媒介する感染症の「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」を発症したと発表した。これからマダニの活動期が続くため、保健所などは予防策の徹底を呼び掛けている。

 県感染症対策課によると、男性は5月上旬に発熱や食欲不振、下痢、全身のだるさなどを訴えて同14日に医療機関を受診。同19日に感染を確認した。

 県内での感染確認は今年に入って4例目となり、このうち2月には日南市の70代女性が死亡している。2013年の届け出開始からは累計91件で、全国最多。うち死亡は24例で、致死率26・3%に上る。県内累計を月別に見ると、計69件が4〜9月の夏場に集中し、特に5月は25件と突出している。

 SFTSはウイルスを保有しているマダニにかまれることで感染することが分かっている。原因となるマダニは全国的に分布し、特に野生動物が活動する山や草むら、庭先などに多く生息。春から秋にかけて活動が盛んになる。

 かまれると6日〜2週間程度の潜伏期間を経て、発熱や食欲低下、吐き気、嘔吐(おうと)、下痢、腹痛などの消化器症状、頭痛、筋肉痛、意識障害、けいれん、こん睡、リンパ節の腫れ、せき、紫斑(あざ)、下血などを発症。血液検査では白血球と血小板の減少、血清酵素の上昇が見られる。

 有効なワクチンはなく、予防方法はマダニにかまれないことに尽きる。このため感染症対策課は、草むらややぶなどに入る際には肌を露出しないよう対策を求めている。

 具体的には−−ダニの付きにくい化学繊維の服を着用▽つば付きの帽子をかぶる▽首にタオルを巻くかハイネックのシャツを着る▽袖口は手袋の中に入れる▽衣服の裾はズボンの中に入れる▽ズボンは裾を靴下の中に入れ長靴を履く―など。

 ディートやイカリジン成分を含む虫よけスプレーは一定の効果があるとされる。また、屋外で衣服を着る前や家に持ち込む前にははらう、帰宅後はマダニにかまれていないか入浴などの際に脇の下や足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭髪などを確認。ペットに付着していることもあるため、ブラッシングなどをして調べるよう呼び掛けている。

 マダニ類の多くは皮膚にしっかりと口器を突き刺し、数日から10日間ほどかけて吸血する。無理に取り除こうとするとマダニの一部が皮膚内に残ってしまう恐れがあるため、気付いたらすぐに皮膚科を受診し、処置後も2週間は体調を経過観察して、消化器症状が出たら内科などを受診するのが望ましいという。

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