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門川「ゆりかもめ」リニューアル

本紙掲載日:2022-06-04
8面
リニューアルオープンした高齢者グループホーム「ゆりかもめ」
対面式キッチンの食堂
リクライニング電動ベッドなどを備えた明るい室内

高齢者グループホーム−田中病院が運営

 門川町宮ケ原の田中病院が運営する高齢者グループホーム「ゆりかもめ」はこのほど、リニューアルオープンした。これまでの2ユニット(定員18人)に新たに1ユニット(9人分)を増設し、先月から運用している。

 同ホームは、介護保険適応の認知症対応型共同生活介護事業所で、「自分のペースで自由に、自分らしく笑顔で生活できる空間」をモットーに運営。要介護者で認知症の人が、専門スタッフのケアを受けながら、家庭的な雰囲気の中で少人数での共同生活を送っている。

 新たに完成した施設は、全室個室で1部屋8畳ほど。各部屋に介護用リクライニング電動ベッド、温水洗浄便座付きトイレ、車いす対応洗面台などを備え、ベランダには緊急時の避難通路も確保した。

 館内は、転倒しても安全なクッション性のある床を採用。ゆったりと利用できる浴室のほか、対面式キッチンの食堂は利用者の表情などが見えるように工夫されている。

 管理者の大住則子さんは「入居される皆さんと同じ目線、気持ちを忘れずに介護することを心掛けている。皆さんが快適な生活を過ごしていただければ」と話している。なお、同ホームは現在満室となっている。

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