農業経営指導士を委嘱

本紙掲載日：2022-06-11

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委嘱状を受ける佐藤純子さん（県防災庁舎）

中央１０人と地域８８人・県北から２７人

　農業の生産合理化や経営改善などの活動に当たる県農業経営指導士の委嘱式がこのほど、宮崎市の県防災庁舎であり、県域で活動する中央農業経営指導士１０人と地域で活動する地域農業経営指導士８８人を委嘱した。任期は４月１日から３年間。

　農業経営指導士は西臼杵支庁や各農林振興局の普及指導員と協力して活動。中央の指導士は農業技術・経営などの課題解決に見識を持つ専門家（農業経営コンサルタントなど）、地域の指導士は先進的農業者などから委嘱している。

　県北関係は中央農業経営指導士に販売コンサルティング２人（延岡市）、地域農業経営指導士に２７人（東臼杵南部１０人、同北部９人、西臼杵８人）が選ばれた。

　委嘱式は新型コロナウイルス感染症の感染防止の観点から参加人数を絞って開催。永山寛理副知事が、出席した約２０人の指導士に委嘱状を渡し「農業を取り巻く環境は厳しいが、県の普及指導員と連携し、本県の農業、生産者をけん引してほしい」と励ました。

　指導士を代表して田村通康さん（日南市）が「農業者が夢と誇りを持てる自立した農業の実現、先人が知恵と工夫で守り育てた農村・農業の発展、次世代への確実な承継に努める」とし、地域農業の発展や後継者の育成などに貢献していくことを誓った。

　県北関係で委嘱を受けたのは次の人たち（敬称略）。

【中央農業経営指導士】県域＝馬場拓（延岡市）馬場愛子（同）

【地域農業経営指導士】東臼杵南部＝黒木公作（日向市）山本孝志（同）横井香織（門川町）新門剛（同）黒木聖士（諸塚村）藤本靖子（同）清田泉（椎葉村）戸髙孝敏（美郷町）山澤敏徳（同）長友基徳（同）▽東臼杵北部＝甲斐丈義（延岡市）甲斐淳一（同）甲斐尚子（同）矢野智章（同）川原博之（同）木原清美（同）佐藤純子（同）織田直行（同）牧野恭広（同）▽西臼杵＝内倉浩二（高千穂町）甲斐雅也（同）田邊貴紀（同）橋本憲史（同）奈須直子（日之影町）松本秀久（同）甲斐美樹（五ケ瀬町）藤木浩美（同）