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ウクライナ支援、ヒマワリの種を販売

本紙掲載日:2022-06-20
1面
買い物客に種の購入を呼び掛ける日向青年会議所会員と生徒(18日、マルイチ財光寺店)

創立60周年の記念プロジェクト−日向青年会議所

 ウクライナを支援しようと日向青年会議所(黒木基広理事長)は18日、日向市のマルイチ財光寺店でヒマワリの種の販売を行った。創立60周年記念事業の一環として実施し、種の売上金全額を支援金として送るという。

 同会議所では、ウクライナの国花と日向の市花が同じヒマワリであることから「『とどけ』ひまわり支援プロジェクト」を発足。ヒマワリの種を販売し、その売上金とともに平和への願い、購入者の思いをウクライナに届けることに決めた。購入費用、手数料などは全て同会議所が負担する。

 この日は、黒木理事長ら会員7人とボランティアの富島高校生5人が参加。生徒らは買い物客に「ウクライナ支援です」「ご協力お願いします」などと声を掛けながら、1袋(7、8粒)300円で種を販売した。

 友人と参加した寺田愛海さん(17)=生活文化科3年=は「報道される子どもたちの様子を見ると胸が痛む。直接助けることはできないが、この活動が一助になり少しでも思いが届けばいい」と話した。

 同会議所によると、販売活動は11日にイオン日向店で実施以降2度目。初回は約8万円を売り上げた。7月にも9日にイオン日向店、16日にマルイチ財光寺店で実施する。時間はいずれも午前11時〜午後1時、午後4時〜6時の2回。売り上げ目標は千袋30万円という。

 黒木理事長は「(富高高校の)生徒の頑張りと購入してくださる市民の温かさに感謝している。支援金は復興支援に使ってもらいたいと思っている。皆さんの思いを届けますので、ぜひ購入してほしい」と呼び掛けている。

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