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小型ポンプの扱い学ぶ

本紙掲載日:2022-06-21
8面
約100人が参加した延岡市移動消防学校
小型ポンプの解説をする県消防学校の川口教務主任

延岡市移動消防学校

 延岡市移動消防学校は12日、市消防本部であり、市消防団(荒木清団長)全19分団から約100人が参加して消火機器の基礎的な操法について学んだ。

 同移動消防学校は、毎年2回の恒例の研修だったが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、2年連続で中止していた。今回は、同じく3年ぶりに開かれる7月の県消防操法大会で審査対象となる「小型ポンプ」操法の研修に取り組んだ。

 県消防学校の川口康彦教務主任の指導で、団指導員が手本を実演。指揮者と1、2、3番員に分かれて、消火までの一連の流れをおさらいすると共に、機材取り扱いの注意点や掛け声、走り方など、細かな動きの確認を行った。団員たちは間近に見学しながら、その様子をカメラに納めるなどして要領をつかんでいった。

 各分団とも移動消防学校後1カ月間、操法訓練を行うことになっているが、負担を少しでも軽減しようと、全分団で「練習は午後9時まで」を徹底。「土日、雨天時は訓練を行わない」などの取り決めをしている団もあるという。

 荒木団長は「操法訓練は団活動をしていく上で欠かせないもの。基本を身につけ、今後の活動につなげていってほしい」と話した。

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