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延岡大空襲から77年

本紙掲載日:2022-06-28
1面
延岡を攻撃するためのリト・モザイク。3日後の航空写真と照らし合わせると攻撃の正確さが分かる(米国立公文書館工藤洋三氏提供)

大空襲3日後の延岡−6、7面に写真を掲載

 6月29日は「延岡大空襲の日」。77年前の1945(昭和20)年6月29日未明、延岡市街地はアメリカのB29爆撃機117機により約1時間半の攻撃を受けました。建物密集地域の約36%に損害がもたらされ、犠牲者は推定約300人。延岡の空襲は同年3月から8月の間に計14回が記録されており、その中で最大の空襲が延岡大空襲です。

 28日本紙6、7面にワイドで掲載した写真は、大空襲の3日後の7月2日に米軍写真偵察機が撮影したものです。白く見える部分は焼夷(しょうい)弾攻撃で焼けた箇所。中心部の住宅や学校、市役所などが真っ白で、投下された焼夷弾約10万発のすさまじい威力、住民の恐怖は察するに余りあります。

 写真は、日本の都市空襲を研究している宮崎県出身の工藤洋三さんが、アメリカ国立公文書館が管理する航空写真を複写、提供していただきました。

 また、空襲1カ月前の5月28日に偵察機が空撮、それをもとに作成された「リト・モザイク」という特殊な航空写真地図を掲載します。

 爆撃中心点を安賀多橋南詰めと定め、半径1・2キロの確率誤差円(半数必中界)を記しています。3日後に撮影された写真と見比べると、梅雨時で厚い雨雲に覆われていた深夜の空襲が、極めて正確なレーダー攻撃であったことが分かります。

 連日、ウクライナ情勢が報じられていますが、太平洋戦争末期には日本各地も空襲で大きな被害を受けました。29日の「延岡大空襲の日」は、戦争の悲惨さ、平和の尊さを改めて認識し、次の世代に伝えていく大切さを再確認する日にしていただければと思います。

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