災害時の通信障害早期復旧へ連携
本紙掲載日：2022-07-18
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日之影町とＮＴＴ西日本宮崎支店
日之影町とＮＴＴ西日本宮崎支店（�蛭�秀哉支店長）は１１日、災害に伴う通信障害の早期復旧に連携して取り組む相互協定を締結した。町役場で締結式があり、佐藤貢町長と�蛭�支店長（４８）が協定書に調印した。
協定は、「人・モノ・地域がつながる安心・安全な社会」に向けた取り組みとして、同支店が県内全自治体と締結を進めている。同町は県内１１番目、県北では、６月までに椎葉村、日向市、門川町、美郷町と協定を結んでいる。
式では、佐藤町長が激甚化する災害に言及し、「道路、電気、水道、通信などの重要インフラを確保し、住民の不安を取り除くことが行政の使命。連携して（通信障害の）早期復旧を図ることで、より一層の安心、安全につながると確信している」とあいさつした。
�蛭�支店長は「私たちが取り組むＩＣＴ（情報通信技術）には、生命維持に加えて『心のインフラ』の意味合いもあると考えている。今回の協定を有効なものにできるよう、しっかりと手を取り合いながら取り組んでいきたい」と話した。
締結により、今後は減災に向けた情報共有や連絡体制が確立し、災害時には道路上の障害物除去、活動拠点の確保といったお互いの要請に基づく円滑な協力関係が実現。通信障害の復旧に向けてより迅速かつ的確な対応が可能になるという。