夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
受賞作・第4歌集「ひかりの針がうたふ」
◆黒瀬珂瀾さん、娘を育てる日々を詠む
第26回若山牧水賞の授賞式は18日、宮崎市のニューウェルシティ宮崎で開かれ、第4歌集「ひかりの針がうたふ」(書肆侃侃房発行)で受賞した黒瀬珂瀾(くろせ・からん)さん(44)=富山市在住=に賞状とトロフィーを贈った。当初は2月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。主催は県、県教育委員会、延岡市、日向市など。
若山牧水賞運営委員会委員長の河野知事は「受賞を機に今後さらに飛躍することを心から期待する。賞を通じて人や自然への思いあふれる牧水の短歌の素晴らしさと、牧水を育んだ宮崎の文化の豊かさを全国に発信したい」とあいさつし、黒瀬さんに賞状とトロフィーなどを手渡した。
黒瀬さんは、受賞した歌集について「博多の地で2年間、妻と一緒に娘を育てる日々を詠んだ」などと説明した上で、「それは私にとっては旅の時間だが、その旅というポイントで牧水とのご縁を頂けた。受賞者の一人として賞を汚すことのないよう稼業にまい進したい」と話した。
続いて授賞式記念講演があり、同賞の選考委員で歌人の伊藤一彦氏が「いざ行かむ、いざ詠まむ―若山牧水賞と牧水の今」と題して話した。
同賞は日向市東郷町坪谷に生まれた国民的歌人・若山牧水の業績を顕彰し、短歌文学界の発展に貢献することを目的に1996年に創設した。審査は選考委員会が全国の有力歌人にアンケートを行い、上位に選ばれた歌集を審議し、決定した。
黒瀬さんは大阪府生まれで、大阪大学大学院文学研究科修士課程を修了。2003年に歌集「黒耀宮」で第11回ながらみ書房出版賞、16年に歌集「蓮喰ひ人の日記」で第14回前川佐美雄賞などを受賞している。短歌結社「未来短歌会」会員、読売歌壇選者など。
黒瀬さんは19日午後3時から日向市の市中央公民館で同賞の受賞記念講演会を開催。翌20日午前中には牧水の母校、延岡市の延岡高校を訪問し、短歌を通じた生徒たちとの交流を予定している。