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ワークステーションが開所−延岡市

本紙掲載日:2022-07-23
1面
延岡市ワークステーションの看板を掲げる読谷山市長

障害者雇用促進、行政改革も

 障害者の職業体験の機会を創出し、経済的自立などを促進していこうと、延岡市は市役所南別館1階にワークステーションを開所した。

 市が取り組んでいる「親なき後の暮らし支援策」の一環。モデル事業所として障害者を雇用し、勤務体験を通じてその後の就職のミスマッチを防ぎ、経済的自立や社会参加を促進する。

 20日、同所で開所式があり、読谷山洋司市長は「全ての方が生き生きと活躍できる共生社会をつくっていくための第一歩を記したい」と述べた。

 同ステーションには現在、支援員2人と業務員3人が従事。業務員は5人程度採用する予定で、会計年度任用職員として最長4年間、事務作業に当たりながら自分の適性などを確認する。庁内の各部署から事務作業を受けることで、行政の業務効率化や職員の働き方改革にもつなげる。

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