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来年の世界大会へ絆強める

本紙掲載日:2022-07-25
1面
来年10月に開催予定の「宮崎県人会世界大会」に向け、国内県人会のキーパーソンが一堂に集まった「ひなた県人会国内サミット」
知事が世界大会の概要と県人会相互のネットワーク化、連携強化 など開催意義を説明した

ひなた県人会−国内サミットを開催

◆全国13会の役員が交流

 国内の宮崎県人会のキーパーソンが一堂に宮崎に集う「ひなた県人会国内サミット」が22日、宮崎市内のホテルで開かれた。置県140年となる来年10月に初開催を予定している「宮崎県人会世界大会」に向け、機運醸成と会相互のネットワーク化が目的。国内15のうち13県人会の役員らが出席して交流を深めた。

 河野知事は歓迎のあいさつの中で、最近の県政の話題を紹介するとともに、来年の宮崎県人会世界大会(来年10月27〜29日)の概要と、県人会相互のネットワーク化や県との連携強化など開催意義を説明。「皆さんからの意見を頂く中で、来年に向けてつくり上げていきたい」と述べた。

 会合には札幌(北海道)、千歳(同)、千葉(千葉)、在京(東京)、東海(名古屋)、京都、近畿(大阪)、兵庫、広島、在福(福岡)、北九州、熊本、大分の県人会から約40人が顔をそろえ、各代表が設立時期や会員数、活動内容などのほか、会員の減少や高齢化など会の抱える課題や解消の取り組みなどを報告した。

 改めて、県側から世界大会の概要や開催意義などの説明が行われた後、在京宮崎県人会の藤田洋一会長が「ご縁でこうして県人会が集まった。これを一つのきっかけにして手をつなぎ、大きな目標を達成できるよう頑張っていきたい」と発言。他の出席者から大きな賛同の拍手が送られた。

 続いて行われた歓迎レセプションには、県や県議会、市町村のほか、県内の商工、農業、金融、観光、国際交流など関係機関・団体の代表者ら県内関係者ら約20人が参加し、来県した出席者をおもてなし。国内の宮崎県人会同士、本県と各県人会の絆のネットワークを強めていた。

 北川町出身で札幌宮崎県人会事務局長の河原孝行さんは「初開催の県人会世界大会には海外の方も興味を持っているのではないか」、日之影町出身で在京宮崎県人会実行委員長の藤田詔子さんは「宮崎県人会が世界、全国から集まるすごい企画。とても楽しみ」と期待を膨らませていた。

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