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産学官が交流−医療機器開発の活性化へ

本紙掲載日:2022-08-09
8面
企業が開発した医療、福祉機器などが展示された医農工連携プロジェクトものづくりフェスタ2022

宮崎大でものづくりフェスタ

 宮崎大学の医学部や農学部、工学部と県内企業、医療、介護、福祉、行政などの関係者らが一堂に会し、交流する「第1回医農工連携プロジェクトものづくりフェスタ2022」がこのほど、宮崎市の同大で行われた。

 同フェスタは、同医学部や県内企業など産学官の出会いの場を提供することで、東九州メディカルバレー構想に基づく各分野の機器開発などを活性化させようと初めて開かれた。

 会場では、企業が開発した医療、福祉機器や同大の研究を紹介するポスターなどを展示。スペシャルセミナーもあり、延岡市大武町にある部品加工メーカー昭和の黒木保善社長が講演した。

 黒木社長は医療機器開発のコンセプト、体位変換を行う機器など自社商品を紹介。2025年には医療機器メーカーになる夢を語り、「自社製品を日本はもとより、世界に販売したい」と抱負を述べた。

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