七つの記念プレイベント

１２月１８日開館、野口遵記念館−のべおか文化事業団

◆１１月２０日にミュージカル「北斎マンガ」

　長年親しまれてきた「野口記念館」を継承し、延岡城跡を中心とした歴史・文化ゾーンの象徴的施設として生まれ変わる「野口遵記念館」は、１２月１８日に開館する。指定管理者ののべおか文化事業団は開館記念プレイベントとして、七つのさまざまなイベントを開催する。後援は、夕刊デイリー新聞社など。

　このうち、秋田県を拠点に活動する劇団・わらび座による「北斎マンガ」は、１１月２０日に延岡総合文化センターで開かれる。生涯にわたって「生きる面白さ」を発見し続け、どこまでも納得のいく絵を求めて描き続けた絵師・葛飾北斎の生き様を描くミュージカル。自分の価値観で自由に発言し、選択して生きることが難しくなってきている現代に、絵師として自身を貫く北斎の姿を通して、〃夢に向かって生きることのすがすがしさ、面白さ〃を伝える。

　また、「『野口遵記念館』開館記念祝賀イベント」は、１２月２４、２５日に同記念館で開催。延岡市文化連盟所属の団体が開館を祝う。１２月１８日の開館記念式典では、のべおか「第九」を歌う会の祝賀公演もある。

　この他、シンポジウム「延岡の文化の未来〜延岡の歴史・文化ルネッサンス元年を考える」▽企画展示「いよいよ開館！『野口遵記念館』」▽「古澤巖×山本耕史『ＤａｎｄｙｉｓｍＢａｎｑｕｅｔ』」▽「『野口遵記念館』内覧会および体験型バックステージツアー」▽「あの有名歌手によるコンサート」が行われる。

　イベントの詳細は決まり次第、同事業団のＹｏｕＴｕｂｅチャンネルに公開される。