２７日は２回戦７試合、８強そろう

本紙掲載日：2022-08-29

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第４３回夕刊デイリー新聞社旗争奪日豊学童野球選手権大会

【北浦球場】
西スターズ　　　　　　　２４１２１４－１４
北川ファイターズ　　　　０１００３１－　５
▽本塁打＝松木旺、谷名、岩切逞（西）西ケ野（北）▽三塁打＝岩切逞（西）▽二塁打＝松木景（西）坂井（北）
［評］西が１７安打で圧倒。初回１、２番で先制すると二回は松木旺の右本塁打など。六回は谷名が左、岩切逞が中へ連続本塁打など切れ目なく得点を奪った。北川は大量失点でも諦めず五回、西ケ野が右３ランを放ち、最終回にも１点を返した。

美郷南べースボールクラブ００４００－　４
南少年　　　　　　　　　２０８１×－１１（コールド）
▽本塁打＝内田２、髙群（南）▽三塁打＝安部（南）▽二塁打＝宇和田（南）
［評］南は初回、内田が左中間に２点本塁打。三回は１死から宇和田の二塁打、内田の本塁打など打者一巡の猛攻で突き放した。美郷南は三回、８、９番が好機をつくり、児玉から吉永までの４連打で逆転したが、再逆転を許した。

旭サンダース　　　　　　００００　－　０
大王谷ファイターズ　　　１１１２×－１４（コールド）
▽本塁打＝福田、佐藤（大）
［評］大王谷は初回、本多の内野安打から猛攻開始。２巡目に福田、佐藤が連続本塁打を放つなど１１点を奪った。二、三回も攻撃を緩めず大量１４点。旭は四回に満塁をつくるなど、粘り強く７四球を奪ったが、１点は遠かった。

【妙田球場】
一ケ岡クラブ　　　　　００３０００－３
南方小クラブ　　　　　０００２４×－６
▽本塁打＝平郡（南）▽三塁打＝黒木、松浦（一）甲斐健、小室（南）▽二塁打木津、佐藤（南）
【評】南方は３点を追う四回、平郡の右中間本塁打から甲斐健の左二塁打で１点差に。五回は木津、佐藤蒼、小室らの長短打で逆転に成功した。一ケ岡は左腕遠山が序盤に好投。打線も黒木、松浦の三塁打などで先制したが、逆転を許した。

延小城山　　　　　　　　０２２１００－５
Ｆ・Ｔホーミーズ　　　　００００００－０
▽三塁打＝佐藤友、池田（延）▽二塁打＝河島（延）
［評］延小城山は二回、佐藤友の左中間三塁打などで２点を先制。三回は友清の安打から２点、四回は池田の中越三塁打、佐藤友の左前打でだめを押した。Ｆ・Ｔは六回２死で太川が内野安打で出塁し三塁まで進んだが、あと一本が出なかった。

東ファイターズ　　　　　０３２０５－１０
東海東少年野球クラブ　　０００３３－　６（時間切れ）
▽三塁打＝内田２、石橋（東）▽二塁打＝柚木（東）
［評］集中打が光った東が乱打戦を制した。東は二回、内田の右三塁打で先制し、小技を絡め追加点。五回は石橋、内田の連続三塁打などで勝負を決めた。東海東は単打や四球でつなぎ、津谷が４打点を挙げるなど最後まで粘った。

日向ベアーズ　　　　　　０２１０１１－５
北浦・北方　　　　　　　０１００３０－４
▽本塁打＝黒木聖（日）▽二塁打＝稲田、馬場（日）
［評］追い付かれた日向ベアーズは六回２死二塁から馬場が中前に決勝打。黒木聖が右本塁打を放つなど１１安打の打撃が光った。北浦・北方は五回、１死満塁で野尻が中前２点打。松田の内野安打で一度は追い付くなど、粘り強く戦った。

◆主将の太川、６回完投－Ｆ・Ｔホーミーズ

　Ｆ・Ｔホーミーズで主将を務める女子選手、太川が６回を６７球で完投し、打席でも１安打。惜しくも敗れたが、「楽しかった」と晴れやかに振り返った。

　「先制点を取るぞ」、「ヒット１本」など、日頃から心掛ける「その場に応じた声出し」をこの日も。「投手をやりながらチームをまとめるのは大変」というが、捕手の那須らと協力し声で、プレーで引っ張った。

　「（投球は）かなり良かった。頑張った結果だから仕方ない」と敗戦を受け止め、「次は１勝したい」と目を輝かせた。

◆練習通りの攻撃も－北川ファイターズ

　１回戦で今季初勝利を挙げた北川ファイターズ。２回戦で敗れ、主将の工藤は「悔しかった。もっと声を出して集中し、取れるアウトを絶対に取る。次は２回戦突破を目指したい」とさらなる成長を誓った。

　２回戦は序盤から失点を重ねる苦しい展開。だが二回、犠打と走塁で１点を奪う練習通りのプレーも。四球で出塁した木津を、犠打で進め、相手の送球間に１点。五回には西ケ野の本塁打で３点を返す意地も見せた。

　早田監督は二回の攻撃を「期待通り」と褒め、「６年生が悔いの残らないよう、ちょっとずつ成長していってほしい」と今後に期待した。