保育士など人材確保へ−延岡市が環境づくり
本紙掲載日：2022-09-13
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内定者に準備金の一部を支給
延岡市内の保育所などに採用内定した新卒保育士や幼稚園教諭の就職準備を支援しようと、延岡市は準備金の一部を支給する。
保育士などの人材不足が長年課題となる中、県の「県・市町村少子化対策連携事業」を活用して人材を確保し、安心して子育てができる環境づくりを進める。
支給額は最大５０万円。小田原短大延岡スクールの卒業生は最大６０万円。例えば、転居、通勤用の車の購入、業務で使用する被服の購入など、就職の準備に活用してもらう。支給額のうち、一部は保育所などの施設が負担する。
支給要件は、�（欅藥里覆匹陵楡�施設を今年度卒業（見込み）し、保育士資格または幼稚園教諭免状を取得（見込み）�∈Ｇ�９月以降、新卒で市内の認可保育所、指定保育所、認定こども園、私立幼稚園に採用内定��１日６時間以上かつ月２０日以上、新たに常勤職員として勤務―など。�△砲弔い討六堽�恒富保育所、同東保育所、同西階幼稚園、認可外施設は対象とならない。
同じ法人施設で常勤職員として継続勤務していることや市内居住、市税滞納なしをいずれも５年間満たすと、支援金の返還が不要になる。満たさない場合は、一部または全額返還となる。長期休暇などを取得した場合は、５年間から期間を延長する。
支給申請は、採用内定した保育所などの施設に行い、施設が市に申請する。審査を経て市が施設に支援金を交付し、施設が内定者に支給する。申請締め切りは、来年３月中旬の予定。募集人数について市は、４０人程度を見込んでいる。
問い合わせは、こども保育課（電話延岡２２・７０１７）まで。