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▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
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写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
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大量の食品、飲料水−南九州ファミリーマート
台風14号の影響で停電や断水が発生、不自由な暮らしを余儀なくされている諸塚村に南九州ファミリーマート(本社・鹿児島市、飯塚隆社長)から食品が届いた。村役場に20、21日と大量の菓子パンや飲料水が運ばれ、食料品の確保に苦労している村民に無料で提供された。
同村唯一のコンビニ、ファミリーマート諸塚店は昨年のオープン。「地域の人の暮らしを支えたい」と地元の建設会社興洋開発(中本英紀社長)が出店。地域住民はもとより、隣接する椎葉村や国道327号を通る多くの人が利用している。
台風で同店も床上約50センチが浸水。フロアを泥水が覆ったほか、棚の最下段の商品は水に漬かり廃棄。事務所の機械も故障するなどの被害に遭った。
当然、清掃や準備のため営業停止となったが、村内の被害を目の当たりにした中本社長(47)は、何かしらの支援ができないかと検討。本部(南九州ファミリーマート)に相談したところ、本部から村に対して支援の申し出があったという。
食品物資支援が届いた初日は、パンやおにぎり約1000個。2日目は、食品用コンテナ約100ケース分の菓子パンと600ミリリットルのペットボトル飲料水1200本が村役場に運ばれた。
役場では村内放送やSNSで広報。24時間開放し、訪れた村民に手渡した。職員によると、受け取り来たのは1日20〜30人ほどだったが、ほとんどが個人分だけでなく、家族や同じ集落の人の分も一緒に持ち帰ったという。
同僚と共に訪れた同村七ツ山の高齢者福祉施設「もろつかせせらぎの里」の奈須久美子総務主任(45)によると、21日午後5時現在で停電と断水、電話もつながらない状態が続いている。
同施設では利用者約40人が生活しており、「水がないのが一番大変」と吐露。トイレなど生活用水は、職員が近くの山の湧き水をバケツで運び使用している。飲み水は道路が開通以降、日向市や延岡市まで買い出しに行っているという。
また、施設備え付け非常用電気(軽油駆動)と家庭用発電機(ガソリン駆動)があるものの、軽油やガソリンの確保が困難なため、必要最低限の明かりで過ごしている。職員は村内外から通勤しており、「吸引器を利用する方もいるので、24時間態勢」と苦労を語った。
食事は、備蓄していた非常食で過ごしていたといい、パンの配布について「とても助かる。利用者さんは普段食べることがないので、とても喜んでいる」と感謝し、利用者分のパンと水を持ち帰った。
村住民福祉課の甲斐一喜課長は「地域によっては食糧難にもなっており、食料支援は大変ありがたい。水は自然水を引っ張ってきて使用している状況。とにかく、水と電気が復旧してほしい」と話した。