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出演者、観客一体に

本紙掲載日:2022-09-28
7面

3年ぶりハートtoハートコンサート−延岡

◆音楽、イベント通し心触れ合う

 障害の有無にかかわらず音楽やイベントを通して心と心の触れ合いを目指す「第22回ハートtoハートチャリティコンサート」が23日、延岡総合文化センターであった。ステージイベントや作品の展示、販売などもあり、3年ぶりの延岡での開催を楽しんだ。

 コンサートは、学生時代に筋ジストロフィーの人たちへ音楽慰問活動をしていた井上清春さん(68)=同市北方町出身=が、難病や障害がある人への支援や、「こころからこころへのコミュニケーション・ふれ愛」を目的に、1997年から始めた。益金は難病を支援する団体や福祉施設に寄付しており、総額は約200万円に上る。

 新型コロナウイルスによる延期などで3年ぶりの本格開催となった今回は、公演開催実現のために延岡総合文化センターが支援する「パフォーマ延岡」として実施した。

 ステージは、はーと介護(同市古川町)の放課後等デイサービスに通う小学生−高校生で結成された「はーとミュージックグループ」のダンスで幕開き。練習を重ねてきたダンスを楽しそうに披露し、観客や出番を待つ出演者を楽しませた。井上さん率いる「井上ファミリーバンド」と練習を重ねてきた「手のひらを太陽に」の共演も実現。元気いっぱい歌う姿に大きな拍手が送られた。

 井上さんの同級生として、コンサートでは毎回スタッフとなって運営を支えてきた延岡西高7回生は、久々に「セブンスターカンパニー」として出演。井上ファミリーバンドの演奏で、来場者も一緒になってフォークソング5曲を合唱し、優しいハーモニーで包んだ。

 最後は「井上ファミリーバンド」が、「わたり鳥」など井上さんを代表するオリジナル曲や「いのちの理由」などなじみ深い曲を演奏。コンサートを心待ちにしていたというはーとミュージックグループのOBで、バンドの〃影のメンバー〃という男性もステージに上がり、盛り上げた。

 この他、「MIHOwithきぃ団」、「ラカ・キノラウフラスタジオ」、秋田民謡と手踊りの「ふわり」も出演。難病患者や障害者の現状や将来について経験などを踏まえて語るトークタイムもあった。

 台風被害で出演できない人も出て開催を迷ったという井上さんは、「コンサートを楽しみにしてくれた人、見に来てくれる人に元気が与えられたらと思った」と振り返り、「コロナで自粛が続いたが、子どもたちと一緒に歌うことができた。共にステージに立つ姿、トークを通して趣旨を理解してくださった方もいて、知っていただくいい機会になったのではないか」と話した。

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