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▽L サイズ 1枚 300円
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(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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かんなくず活用し開発−日向市地域雇用創造協
◆市長に贈りPR
厚生労働省の受託事業として「日向市の地域資源を活(い)かした食・グッズ・お土産品・観光メニュー」の開発に取り組んできた日向市地域雇用創造協議会(黒木升男会長・日向市商工観光部長)は8日、成果物の「杉のコサージュ(胸飾り)」を十屋幸平市長に贈呈した。
同協議会では、2018年度から20年度までの3カ年、厚生労働省(宮崎労働局)の委託事業として「食」や「お土産品」などの商品開発、ブランディングによる関連産業の活性化に取り組んできた。
昨年12月には、最終年度の集大成として、商品開発ノウハウなどの成果物公開セミナーを事業者向けに開催。これまでの取り組み内容の報告も兼ねて十屋市長に成果物を贈呈することにした。
この日は、同協議会から黒木孝利総括リーダーと砂原勇紀実践指導員、成果物権利申請者の「就労継続支援B型事業所めだかハウス日向」の渡部雄二主任、協力事業所の「丸満産業」の石田匡明社長が市役所を訪れた。
事業の成果物は、地元の特産品を生かしたグッズや土産品、日向の魅力を満喫できる観光商品など計8品目。
そのうち杉のコサージュは、同協議会協力事業者でもある丸満産業から、杉加工の際に出るかんなくずの処理加工について相談されたことを受けて、各事業者と協力して開発。めだかハウス日向のスタッフや就労者と共に試作を重ねた。
また、県産杉のかんなくずの現状については、耳川森林組合や県林業技術センターなどへのヒアリングにより情報提供を受けたという。
建築木材の販売を行う石田社長は、年間約1トンのかんなくずが産業廃棄物として処理されているとし、「木材店などではこのような(コサージュにする)発想はなかなか出ない。資源を活用しながら、就労者の賃金向上につながれば。各種式典や祝いの席で着けてもらえたらうれしい」。
めだかハウス日向の渡部主任は「繊細な作業も必要なので、現在、全工程を行えるのは1人しかおらず、作業を分担している。1個に1時間ほどかかるので、制作受注が各事業所に広がっていけば安定供給できるようになると思う」と話した。
杉コサージュを手に取った十屋市長は、繊細な作りに感心しながら「コロナ禍で仕事が少なくなった。地域資源を生かしながら、少しでも就労者の工賃が上がれば喜ばしいこと。やはり、やりがいをもって仕事ができることは大切」と述べた。
杉コサージュの大きさは直径約10センチ。ボタン、キク、バラ、ヒマワリ、星の五つの種類がある。それぞれの作り方のチラシも用意されており、成果物の取り扱いなどの権利申請を受ければ、誰でも制作、販売が可能という。
現在は、丸満産業で販売を行っている。1個千円(税別)で注文受け付けは5個から。詳細は、今月中にホームページに掲載予定。問い合わせは、丸満産業(電話日向52・8504)まで。