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イチョウの思い受け継ごう

本紙掲載日:2021-03-08
7面

強く一筋に伸びてゆけ−田代小147年の歴史に幕

◆来月、義務教育学校へ移行−美郷町西郷

 美郷町西郷の町立田代小学校(島木良浩校長、68人)で7日、閉校記念行事があり、全校児童による葉桜短歌の朗詠や記念碑の除幕などを行った。同小は今年度末で147年の歴史に幕を下ろし、4月に西郷中学校と統合、同中の敷地内で、県内初の義務教育学校「西郷義務教育学校」として再出発する。

 本来は2月に卒業生らを招いて「思い出を語る会」を行う予定だったが、新型コロナウイルスの影響で断念。保護者や地元関係者らだけを招き、参観日形式に縮小した。

 あいさつに立った閉校式実行委員会の林田志朗委員長(同校PTA会長)は、同小のシンボルでもある大イチョウについて紹介し、「『いちょうは強くのびてゆくきょうをあしたをひとすじに』を石碑に刻んだ。田代小で過ごした日々を思い出してほしい」と呼び掛けた。

 島木校長は、コロナ禍で思うように教育活動ができない状況の中、「時々イチョウの木を見上げると顔が上がり、自然と胸が張る姿勢になり、頑張れと言われている気持ちになった」と振り返った。

 また、新校の校章もイチョウがモチーフになっていることに触れ、「イチョウの思いは受け継がれていく。田代っ子たちはこれまでの伝統や誇りを胸に自分の夢に向かって、イチョウのように強く一つにたゆまなく伸び、自分たちでつくる新しい学校で新たな時代を築いていく」と述べた。

 その後、地元出身の歌人小野葉桜の短歌を全校児童で朗詠。田中秀俊町長や代表児童らが記念碑を除幕した。式の前には、5、6年生による若宮神楽や上野原臼太鼓の演舞もあった。

◆校庭に記念碑

 記念碑を除幕した6年生の楠田花菜さん(12)は「イチョウの葉っぱで家を作って遊んだりしたことが思い出。閉校は寂しいけど、見守ってくれてありがとうと言いたい」と話した。

 田代小は、1874(明治7)年創立。現在地には1927(昭和2)年に移転。児童数は59年の901人を最大に、過疎化や少子化で年々減少。95(平成7)年に200人、2008年ごろから100人を切った。

 町では07年から、国の方針に沿って小中一貫化を進め、11年に南郷地区、15年に北郷地区で小中一貫校へ移行。

 西郷地区でも、小中一貫校への検討がなされていたが、国が16年4月に導入した小中一貫教育制度の一つ「義務教育学校」として開校することが決定。19(令和元)年9月、住民や教員らによる準備委員会(会長=島木良浩田代小校長)を設置し、PTAの在り方、校歌、校章、制服の有無などを協議してきた。

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