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満開ヤブツバキ、多彩な花めでる・

本紙掲載日:2021-03-09
7面

延岡城址で楽しむ会

◆愛らしく奥ゆかしく

 延岡市の延岡城址(し)に自生する多彩なヤブツバキの魅力に触れる「城山ヤブツバキを楽しむ会」が7日、同城址であった。小雨の中、県内から約50人が参加し、散策しながら愛らしく奥ゆかしい姿をじっくりめでた。有志でつくる「延岡城山ヤブツバキを楽しむ会」が毎年企画。32回目の今年は花付きが良く、この日に満開の状態となった。

 同城址には約3300本のヤブツバキが自生しており、白花が多く咲くのが特徴で、紅花との自然交配により薄桃、桃、紫紅、濃紅など、さまざまな色が生み出されている。また「絞り」や「斑(ふ)」などの模様の入った珍しいヤブツバキも見られる。限定された範囲に、これだけ多彩なヤブツバキが自生しているのは全国的に珍しく、「日本三大ヤブツバキ群」の一つといわれている。

 この日は、午前10時を告げる「城山の鐘」が鳴り終わるのを待って開会。あいさつに立った代表世話人の江藤奈保さん(86)は冒頭、昨年開かれる予定で新型コロナウイルスの影響で中止となった「国際ツバキ大会」について触れた。

 同大会は長崎県五島市で開かれる予定で、そのオプショナルツアーとして昨年2月末、延岡城址のヤブツバキを観賞してもらうため、世界14カ国から愛好家77人を迎える予定になっていた。

 「城山のヤブツバキを知っていただく絶好の機会だったため、中止は心から惜しまれます」と江藤さん。「この城山の地にしっかり根を張り、たくましく生きている姿に力強い生命力を感じます。きょうはその姿をめで、生命力を分けていただき、新型コロナに打ち勝ちたいものです」と語った。

 その後、参加者は世話人の案内で4グループに分かれて城址内を散策。野鳥のさえずりを聞きながらヤブツバキの色、咲き方、大きさなどを観察して回った。

 特徴的なヤブツバキには名前が付けられており、濃紅で抱え咲きの「亀井」や、白地に桃色の縦絞りが入った筒咲きの「牧水」など数種類を確認することができた。1本の枝ごとに花の色が異なる「咲き分け」や、歩道に咲き落ちたヤブツバキも、また風情があり、参加者の心を引き付けた。

 2回目の参加という佐藤照子さん(73)=門川町栄ケ丘=は「県外から移り住んだ約20年前、ヤブツバキという言葉を初めて聞いて、どんな花だろうと気になって参加しました。その後もう一度見たいと思いながら、なかなかタイミングが合わず、今回ようやくかなったところです。雨を心配しましたが、あまり降らず、花もたくさん咲いていて思う存分楽しめました。きれいでした」と笑顔だった。

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