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移動図書車「KITORASU」始動

本紙掲載日:2021-03-15
7面

貸し出し好調で専用車を導入−五ケ瀬

 五ケ瀬町内を定期的に巡回している移動図書車が、公用車から専用車に替わり、2月26日、同町役場前でお披露目式が行われた。

 導入されたのは四輪駆動の軽ワゴン車で、「ごかせブックラインKITORASU(きとらす)」。黄色い車体に、公募で決まった愛称「KITORASU」の文字と、町をイメージしたイラストが描かれており、楽しくて目を引くデザインだ。

 同町では2017年度、町民センター内にある同町教育委員会図書室(同町三ケ所)の図書貸出冊数が900冊と過去最低に。利用者を増やすためにも、高齢者や図書室から遠い地域に住む人たちに本を届けようと、翌年度から公用車による移動図書事業を始めた。

 初年度には貸出冊数が2100冊と2倍以上に増加。今年度は新型コロナウイルスの影響で計約3カ月活動休止したが、それでも約3000冊と過去最多になる見込みという。

 好評であることを受けて専用車の導入が決まった。お披露目式では、原田俊平町長が「移動図書車を利用して読書することで、人生をより深く、より広く充実させてほしい」とあいさつ。愛称を考えた三ケ所小学校4年の大原舞桜さん(10)=最優秀賞=と、優秀賞を受賞した3人に表彰状を手渡した。五ケ瀬中央保育所の年長児23人が除幕して、新しい移動図書車のスタートを祝った。

 式後、大原さんは、地域の言葉「来とらす(来ている)」を元に名前を考えたことを説明して「『車が来とらすかな』と、町の人に楽しみにしてほしい」と話した。

 同事業担当の町地域おこし協力隊の山田一誠さん(39)によると、公用車では約100冊を箱に入れて運んでいたが、新しい車では可動式の本棚3台で倍の約200冊を運べるという。

 この日はその後、町福祉センター(同町三ケ所)で行われていた高齢者が参加する「いきいきサロン」へと移動。参加者は大活字本や時代小説などが並ぶ本棚から本を選んでいた。

 図書室では先月、感染症予防策として図書資料用の除菌機を導入。移動図書車で運ぶ本も毎回、山田さんらが除菌機で消毒しているという。

 山田さんは「高齢者らと触れ合い、交流できるのがこの事業の特徴。利用する皆さんから元気をもらっている。今後も読書推進をしていきたい」と話した。

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