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安心安全の証明−ひなたGAP

本紙掲載日:2021-04-01
3面
ひなたGAPの認定を受けた田口ファミリーファーム(右端)と北浦町農業公社(左端)

北方町、北浦町−2事業者を認証

 安全安心な農業生産の取り組みを推進する宮崎独自の認証制度「ひなたGAP」を、延岡市北方町の田口ファミリーファームと同市北浦町の北浦町農業公社が受けた。それぞれ49、50番目の認証。23日に東臼杵農林振興局で認証書交付式があり、黒木哲郎局長が手渡した。

 ひなたGAPは農業生産の安全安心、環境保全、経営の改善への取り組みを推進する制度。農林水産省の「農業生産工程管理」の共通基盤に関するガイドラインに準拠し、国際水準の「GAP」へのステップアップにも活用できるように作成されている。

 田口ファミリーファームはぶどうやもも、きんかんなどを約251アールで栽培。田口正幸代表は「ようやく取ることができた。一番のメリットは整理整頓ができるようになったことで、ムダがなくなったことが作業にも反映されている」と手応えを話した。

 北浦町農業公社は荒茶や米、スナップエンドウなど11品目を約264・3アールで生産。理事長を務める中田貴樹北浦総合支所長は「公社として地域の農業をけん引していかないといけない。ひなたGAPの魅力をPRして地域の農業者に勧めていきたい」と話した。

 延岡市内での認定者は今回を含めて6事業者となった。

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