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91年4月開局、30周年−ケーブルメディアワイワイ

本紙掲載日:2021-04-01
1面

 県北地域をはじめ都農町、川南町でケーブルテレビや電気通信などの事業を展開する「ケーブルメディアワイワイ」(濱井研史社長、本社・延岡市愛宕町)が4月1日、開局30周年を迎えた。

 同社は延岡市をエリアとしたケーブルテレビ事業を担うため、旭化成や延岡市、延岡商工会議所、延岡青年会議所などが出資し、1989年1月に「テレビネットワーク延岡」として設立。県内初のケーブルテレビ局となった。同年9月、旧郵政省(現総務省)から有線テレビジョン放送施設の設置許可を受け、90年9月から試験放送を開始。91年4月に放送数18チャンネルで開局した。今年4月1日現在のチャンネル数は88チャンネル(基本70、有料18)。現在、約4万世帯が加入している。

 2000年10月、インターネット接続サービスを開始。02年4月に社名を現名称に変更し、同年7月から日向・門川エリアでもサービスを始めた。

 また、自治体の光ケーブル整備事業と連動し、11年2月に美郷町、同年4月に日之影町と高千穂町にエリアを拡大。13年9月に日向市東郷町、20年6月に川南町・都農町エリアでサービスを開始した。

 13年12月、FTTH「エフエムひゅうが」を開局。15年2月に「ワイワイひかり」、同年3月に「ワイワイケーブルモバイル」の各サービスを開始し、同年12月には「ケーブル4K」放送がスタートした。17年5月、電力小売り事業に参入し、一般家庭向け電力の「ワイワイでんき」サービスを始めた。(6、7面に関連記事)

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