国道沿いで道守活動−北川はゆま

２２日、道の駅の日

◆従業員、ごみ拾い、草むしり

　「道の駅の日」の２２日、延岡市北川町の道の駅北川はゆま（脇坂光一駅長）は、同駅前の国道１０号沿いで景観の向上や美化を図る道守活動を行い、日常生活を支える道路への感謝を示した。

　従業員ら１０人は午前８時３０分から、ほうきやちり取りを手に約１時間の作業に参加。歩道の落ち葉集めやごみ拾い、草むしりなどで汗を流す姿に、道行くドライバーから感謝の声が掛けられる場面も見られた。

　北川はゆまは２５日にも関連宿泊施設「ホタルの宿」周辺で道守活動を予定。また同日は北方町の道の駅北方よっちみろ屋が国道２１８号沿い、２６日は北浦町の道の駅北浦が国道３８８号沿いで同活動に取り組む。脇坂駅長は「『道』に感謝を伝える活動を通して、市民の皆さんに道の駅についてより広く深く知ってもらうことができれば」と話した。

　道の駅の日は、２０１９年１１月に香川県で開催された全国道の駅連絡会総会で制定された記念日。１９９３年の４月２２日、当時の建設省（現・国土交通省）による第１回登録で１０３の道の駅が誕生したことに由来している。全国の道の駅は同日および２８日までの「道の駅週間」に合わせて、道守活動や各駅の連携強化、販売促進につながるＰＲ活動などを行っている。

　同連絡会によると２１日現在で全国の道の駅は１１８０駅。安全で快適に道路を利用できる環境、地域のにぎわいの創出を目的として、「Ｒｅｆｒｅｓｈ（休息）」「Ｃｏｍｍｕｎｉｔｙ（地域の連携）」「Ｉｎｆｏｒｍａｔｉｏｎ（情報発信）」の機能を提供している。