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5月2日、球根掘り起こし

本紙掲載日:2021-04-22
3面
日之影町中川のチューリップ畑。今年は3月末に3万5千本が咲いた。写真奥は比叡山、矢筈岳。この景観も人気(3月24日撮影)

チューリップの里づくり会

◆参加を呼び掛け−日之影町中川

 早春の3月、色とりどりのチューリップが咲くことで知られる日之影町七折の中川地区(8戸、16人)で5月2日午前9時から、チューリップの球根の掘り起こしがある。地元の「中川チューリップの里づくり会」(瀧川宗利会長)は作業への参加を呼び掛けている。無料。雨天延期。延期日は未定。

 地域を活気付けようと2004年から農閑期の水田や畑を活用してチューリップの里づくりを始めた。ボランティアも加わり、米などの収穫が終わった秋に球根を植え、花が咲いた後の田植え前に球根をすべて掘り起こしている。

 瀧川会長によると毎年、多くの参加者が和気あいあいとした雰囲気の中で作業。参加者は球根の一部を無料で持ち返ることができるという。

 事前申し込みは不要。希望者は現地に集合する。3密を避けるなど新型コロナウイルス感染症予防対策を実施。時間は午後3時ごろまでを予定しているが、途中までの参加でも構わない。弁当や飲み物は各自で持参すること。

 瀧川会長(72)は「小さな地区ですが、みんなで頑張っている。ご協力をお願いします」と参加を呼び掛けている。

 同地区は、延岡市方面から向かう場合、国道218号の青雲橋東詰めを右折して車で約30分。


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