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LL サイズ
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(ラミネート加工は300円追加) |
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26年度から完全移行
延岡市出北の延岡看護専門学校を運営する延岡市医師会(佐藤信博会長)は、准看護師養成の医療高等課程と、看護師養成の医療専門課程のカリキュラムを見直し、看護師を養成する全日制3年課程のレギュラーコースに移行する。このほど開いた臨時総会で承認した。医療高等課程は今年度、医療専門課程は2023年度にそれぞれ募集を停止。24年度に全日制3年課程の1期生が入学し、26年度に全学年がそろって完全移行する。
県内で医師会が運営する看護系、准看護系の学校で、レギュラーコースに移行するのは延岡が初めてとなる。
医療高等課程は1952年6月に同医師会立延岡准看護婦養成所として、医療専門課程は77年4月に延岡高等看護学校として、それぞれ開設。96年4月、延岡看護専門学校に校名変更され、現カリキュラムとなった。働きながら学べることもあり、准看護師養成のコースは69年間で4127人、看護師養成のコースは44年間で1525人の卒業生を送り出してきた。
カリキュラムの見直しは全国的に喫緊の課題となっている。169校ある准看護学校のうち、充足率9割未満が95校と大半を占めるなど、新入生が定数に満たない学校が年々増加。閉校や募集停止が相次いでいる。
県内でも高校や大学を含む看護師を養成する学校23校のうち、2019年度は半数近くの11校が充足率9割未満という状況。かつては全国的に主流だった准看護系と専門学校2年課程(3年定時制)の進学コースだが、近年は昼間に学ぶ全日制3年課程のレギュラーコース化が進んでいる。
同医師会は昨年11月、県立高校の1年生で、看護系学校へ進学を希望する生徒106人にアンケートを実施。その結果、大学志向が半数を占め、次いでレギュラーコース志向が多かったという。市内にレギュラーコースが開設された場合、看護系志望者の半数が「入学希望」と回答。レギュラーコースの形態については、77%が全日制を希望した。
同校の医療専門課程の卒業生のうち約8割が市内、約1割が県内に残るなど、同校の地域医療貢献度は高い。一方で、県内の准看護学校、高等看護学校では、合わせて年間約1000人が卒業し、このうち半数の約500人が県外へ流出している。
レギュラーコースへの移行は、高校卒業後に県外のレギュラーコースを希望する学生の受け皿にになると期待されている。
佐藤会長は「医師も看護師も足りない中で供給県になっている。いろんな方策をとって地元に残ってもらいたい」と話した。