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まん延防止で16歳以上に集団接種

本紙掲載日:2021-05-24
1面
県内で初めて、若い世代も対象とした延岡市島浦町での新型コロナワクチン集団接種
地区ごとに時間を分けて接種会場に訪れた島浦町の住民ら

69歳女性「これで安心」−延岡市島浦町

◆2回目接種6月13日

 延岡市の離島、島浦町の16歳以上727人(今月1日現在)に向けた新型コロナワクチンの集団接種が23日に実施され、大半の対象者約580人が済ませた。職種などを限定しない高齢者以外への一般接種は県内初となる。

 市健康増進課によると、同町は住民約800人の半数が65歳以上で高齢化率が高く、診療所が1施設だけと医療体制も非常にぜい弱なため、ひとたびウイルスが持ち込まれれば感染が一気に広まり重症者が多数発生する恐れがある。

 けが人や急病人は船で市本土に渡って医療機関を受診する必要があり、救急搬送も非常に困難になると懸念されるため、市として今回の措置を判断。国も、高齢者人口が500人程度未満や総人口1000人程度未満の離島などは、高齢者対象の時期でも年代を問わず接種して差し支えないとしている。

 接種会場となった島野浦小学校の体育館では、地元の島浦診療所と市内医療機関の医師4人を含む医療従事者約30人が対応。密にならないよう、住民は約30組の地区ごとに時間を分けて来場し、保健師らから病歴や服薬などについて予診を受けた後、ついたてで仕切られた4ブースで次々と接種を受けた。

 市内では今回の集団接種から、延岡市西臼杵郡薬剤師会が協力。医師と看護師が接種だけに専念できるよう、病院薬剤師と保険薬局の薬剤師が瓶のワクチンを生理食塩水で希釈して、正確に注射器へ採り分けた。

 接種を済ませた女性(69)は「町内から一人でも感染者が出たらとずっと不安だった。全員が接種できて安心です」。隣近所で一緒に来場していた男性(62)も「外出は通院など、みんな必要最低限で我慢してきた。早くワクチンを打ちたかった」と、島民の苦労を代弁した。

 また、接種対象の最年少で、実家を離れて市内の高校に通う女子生徒(16)は、「副反応が怖いですが、感染したら大変なので接種を受けます。島に戻るのは月1回程度でしたが、これから地元の同級生とも遊べると思うとうれしいです」と、体育館に向かっていた。

 子育てする母親らも連れ添って来場しており、接種を終えた後、校庭で待っていたわが子と安心した表情で抱擁を交わす光景も見られた。今回対象の住民は、6月13日に2回目の接種を予定している。

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