県北から６人がインターハイ－陸上

本紙掲載日：2021-07-08

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西森天飛

樋渡玲桜

高校総体南九州地区予選

　全国高校総体（インターハイ）につながる陸上の南九州地区予選大会は６月１７～２０日、熊本市のえがお健康スタジアムで行われ、県北からは男子２人、女子４人が入賞し全国切符を獲得した。

　県北勢は、男子２００メートルで西森天飛（延岡星雲）が４位、同１００メートルで樋渡玲桜（延岡工）が６位に入った。女子は、中富優依（延岡）が２００メートルで２位、１００メートルで３位と活躍。同走り幅跳びは松村萌花（同）が３位入賞した。延岡は河野裕菜、中富、松村、荒木真帆が出場した４００メートルリレーでも４位に入った。

　大会は九州各県の高校総体で参加資格を得た選手が出場。男子２１種目、女子２０種目を行い、一部を除き６位まで与えられるインターハイの出場権を懸けて競った。インターハイの陸上競技は今月２８日から８月１日まで、福井市で行われる。

　県北勢の結果は次の通り。

【男子】
▽１００メートル
⑥樋渡玲桜（延岡工）１０秒７９

▽２００メートル
④西森天飛（延岡星雲）２１秒７７

【女子】
▽１００メートル
③中富優依（延岡）１２秒２２

▽２００メートル
②中富優依（延岡）２５秒１９

▽４００メートルリレー
④延岡（河野裕菜、中富優依、松村萌花、荒木真帆）４８秒２９

▽走り幅跳び
③松村萌花（延岡）５メートル６５

◇「うれしいより驚き」
男子２００メートル４位・延岡星雲２年の西森天飛
（自己ベストを大幅に更新）
「うれしいより驚きが大きかった。予選で向かい風の中、自己ベストを更新し調子がいいと思った。決勝も硬くなることなくいい走りができた。フォーム改善や筋力向上の冬季練習がつながったのではないかと思う。全国でも気負うことなく楽しんで、自己ベストを更新したい」

◇「入賞にびっくり」
男子１００メートル６位・延岡工３年の樋渡玲桜
「１００メートルで入賞できるとは思っていなくてびっくりしたが、自己ベストではなかったので、もう少しいいタイムが出せたかなと思う。個人では初めての南九州大会。２００メートルではレース展開を失敗したが、課題は見つかった。自分の武器はスタート。全国大会では１０秒５のタイム、そして誰よりも早く出て、トップでゴールを駆け抜けたい」