だんぼーるランド大好評

延岡男星保育士団ＰａＰａパーク

◆子育てを応援

　男性保育士らで構成され、子育て応援イベントなどに取り組む「延岡男星保育士団」（佐藤幸樹団長、１５人）の今年度１回目の対面イベント「ＰａＰａパーク」が４日、延岡市のカルチャープラザのべおか多目的ホールであった。

　同団は２０１４年に結成以降、同じ男性の立場から子育て世代のお父さんたちを応援しようと、同イベントを年に４、５回開催。毎回１００人以上の親子が参加する人気のイベントになった。

　しかしコロナ禍の昨年は、１１月に少人数対象の野外イベントができただけ。それ以外はすべて、オンラインで行ったため、久々の対面での開催になった。

　今回のテーマは「だんぼーるランドにいらっしゃーい」。感染症対策として、２０分ずつ４回に分け、１回あたりの人数を制限した。

　会場には、休日などに団員が手作りしたという滑り台やゴーカート、モグラたたきなど段ボール製の遊具が置かれた。新聞紙をちぎって形を作ったり、長さを競ったりする遊びや空気砲を体験するコーナーもあった。

　市内を中心に未就学児から小学校低学年までの親子８７人が参加。子どもたちは全身を使って遊び、笑顔を見せた。市内から家族で訪れた野辺小雪さん（７）は「楽しかった。新聞紙を一番長くちぎって、（賞の）リボンがもらえた。滑り台もたくさん滑った」と笑顔。

　佐藤団長は「コロナの影響で人数が少ないかなと心配していたが、多くの人が来てくれた。うまくいって良かった。こういう機会が欲しいという声もたくさんいただけたので（状況を見ながら）積極的に開催していきたい」と話した。