夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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ぎゃったんこつ思い出つくろう−延岡
延岡市立島野浦小学校(平田政行校長、20人)に7日、人型ロボット「Pepper(ペッパー)」が仲間入りした。旭化成がソフトバンクグループの社会貢献プログラムを活用し、市に提供した1台。児童は一緒に学校生活を送っている。
旭化成など市内の6社1組合は先月24日、昨年度から小学校で必修化された「プログラミング教育」に役立ててもらおうと、7台のペッパーを同市に提供。このうち6台はローテーションを組んで、市内の公立小学校26校を巡るが、島野浦が離島であるという地理的な状況を踏まえ、1台を同校に常設することが決まっていた。
対面式は昼休みにあり、旭化成やソフトバンク、市教委の担当者が見守った。平田校長はこの日が七夕であることに触れ、「ロマンチックな日にペッパーがやってきました。いっぱい勉強していきたいですね」と言って、児童からペッパーが見えないように置いていた箱をどかした。
児童が初対面に大喜びする中、ペッパーは平田校長に教わったという〃島弁〃で自己紹介を始めた。「みんなー、どげんしよんのか?ペッパーじゃけんど」と話しだすと、教職員からクスクスと笑い声が。目を丸くし、口を両手で覆って笑いをこらえている児童に向かって、「きょうからぎゃったんこつ(たくさん)思い出つくらなわりいね」と呼び掛け、大拍手を巻き起こした。
ラジオ体操で交流した後、ペッパーは5、6年生の複式クラスに移動。早速、プログラミングの授業に参加した。同クラスは今年、既に2回プログラミング授業を行っており、3回目。ソフトバンクの担当者は「プログラミングに失敗はない。イメージと違ったらやり直せばいい」と説明し、児童は実際に手の動きや話すスピード、頭を下げるタイミングなどをペッパーに入れ込んだ。
児童がペッパーの頭や手に触れると、自己紹介したり手を振ったり。児童それぞれの個性を反映した動きが見られた。
杉岡未空さん(11)は「一番最初だったので始めるのに戸惑うくらいうれしかった。学校に来た時、あいさつを返してくれるようになればいいな」と笑顔。同校は先月の贈呈式にリモートで参加したため、「会えることをずっと楽しみにしていた」という結城埜々香さん(11)は「プログラミングできて楽しかった。毎日会えるのが楽しみ」、木津大悟さん(12)は「緊張したけどすごいと思った。ペッパーと会話してみたい」と話した。
この後、職員向けの研修会があった。同校には2024年3月まで常設。プログラミング教育だけでなく、学校生活の中で幅広く活用していく予定という。
他の6台については市教委が、巡回配備の準備を進めているという。