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声と執念をつないで−延岡学園

本紙掲載日:2021-07-26
9面
【準々決勝・延岡学園―都城泉ケ丘】8回、3―4に迫る中前適時打を放った延岡学園・甲斐

第103回全国高校野球選手権宮崎大会

◆甲斐中心に3連続の逆転勝ち

 延岡学園は主将の甲斐を中心に、声と執念をつないで3試合連続の逆転。甲斐は「多少の焦りは出る。だが、気持ちを落ち着かせて、やってきたことを出し切れた」。執念で追い付いて、最後はド派手な逆転サヨナラ3ランで4強へ進んだ。

 粘り強い守備とそつのない攻撃で主導権を握ったのは都城泉ケ丘。甲斐の声が、ずるずると行きそうな展開を引き留めた。

 「お前しかいない」―。七回から救援した武藤が最速を更新する136キロの速球で押す。甲斐のリードを信じて投げ、リズムをつくる。

 相手主戦の小さく鋭い変化に苦しんだ打線。だが、「どんな形でもいい」。詰まってもボテボテでも全力で走り、一塁に飛び込んだ。

 3点差とされ瀬戸際近づいた八回の攻撃を前にした円陣でもナインに悲壮感はない。「やってきたことに自信を持ち、出し切ろう」。甲斐の声に笑顔も広がる。

 「絶対に諦めない」―。八回、主将の思いも受け、先頭の打席に入った廣本は「欲張らずに出ることだけ」とバント安打。つないで1点を返し2死一、三塁。甲斐は「みんながいいところで回してくれた。基本通り」の中堅返し。3安打目で、九回以降のドラマにつなげた。

 最後は2年生の木切倉が「後ろに(甲斐)雄大さんがいたので、監督に言われた通り『バットを短く、コンパクトに上から』ということだけ考えた」。打った瞬間にサヨナラを確信した一打は、右翼席に飛び込む高校初本塁打となった。

 次は春の決勝で敗れた日南学園。甲斐は「タイブレーク(無死一、二塁)で赤木が犠打を決めたことで、壁を乗り越えた。次もアウトを確実に取る守りから、やってきたことを出し切る」。リベンジの準備はしてきた。


◇チームのための一本−玉田(八回、代打で2点差に迫る右前打)
「ランナーコーチをしながら、タイミングは計っていた。チームのために、何も考えず、来た球を打った。次もしっかり準備をして、チームのための1本を打ち、全員で倒しにいく」

◇強気で圧倒−武藤(7回を被安打1の好救援)
「勝ったことが一番。強気で打者を圧倒し、流れを変えたかった。真っすぐに合っていなかったので、9割ストレートで押すことができた。次は手強い相手だが変化球も交えながら、圧倒する投球をしたい」

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