ココロノイロ〜県内障がい者アート作品展

９日から宮崎県立美術館

　「ココロノイロ〜県内障がい者アート作品展」が９〜１７日、宮崎市の県立美術館２階の県民ギャラリーで開かれる。入場無料。開館は午前１０時から午後６時（入室は同５時３０分まで）。

　国文祭・芸文祭みやざき２０２０の「共に生きて共に感じる芸術文化プログラム」の一つ。２０１３年から開かれている「〃こころ〃のふれあうフェスタ作品展」と、０２年からの「第１９回宮崎県立特別支援学校アート展」の合同作品展として開催する。

　県北からも、延岡しろやま支援学校、同高千穂校、日向ひまわり支援学校の児童生徒ら、複数が出展する。問い合わせ先は県障がい者芸術文化支援センター（電話０９８５・２７・２８２３、アートステーションどんこや内）。１１日は休館。

◆関連イベントの参加者を募集

　「〃こころ〃のふれあうフェスタ作品展」は、三つの関連イベントの参加者を募集している。障害者芸術に興味のある人が対象で、無料。事前申し込みが必要。希望者は障がい者芸術文化支援センターに電話かメール（ｄｏｎｋｏｙａ＠ｊｌ．ｍｏｏ．ｊｐ）などで申し込む。

　詳細は次の通り。
▽「作品展から考える権利のこと」＝１０日午後１時から、県立美術館アートホール。定員３０人。表現を守りながら発信するために、よりよい広がり方や見せ方をみんなで考える。

▽「視覚障がいと鑑賞について」＝１５日午前１０時から、県立美術館県民ギャラリー。定員１５人。視覚障害者と一緒に、同展の鑑賞ツアーを行う。作品を前に感じたことや思ったことを語り合ったり、触れたりし、新たな発見や気付きを共有する。

▽「ココロノイロツアー」＝１６日午後１時３０分から、県立美術館アートホール。定員３０人。同展の出展作家の創作現場を再現し、その様子を少しのぞき、作品だけでは伝わりきれない面白さを感じる。