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国文祭・芸文祭−日本刀の魅力を知って

本紙掲載日:2021-10-08
7面

世界で活躍、松葉國正さん刀剣展始まる−日向

 日本を代表する刀匠・松葉國正さん(62)=日向市平岩在住=の「刀剣展〜武と美そして氣」が7日から、同市中町の市文化交流センター小ホールで始まった。14日まで。入場無料。開場は午前10時〜午後4時。

 初日はオープニングセレモニーがあり、テープカットなどで開会を祝った。セレモニーには、松葉さん、市実行委員会長の十屋幸平市長、今村卓也教育長らが出席。十屋市長は「本市で展示会が開催できることは意義深くうれしい。貴重な刀剣展、トークショーを楽しんでほしい」とあいさつ。松葉さんは「武士の文化に触れ、日本刀の面白さを知るきっかけにしてもらえれば」と話した。

 会場には、開催を待ちわびた愛好家が次々と訪れ、松葉さんが鍛え上げた日本刀の美しさに見入っていた。松葉さんに質問する姿も見られ、刀の特徴、刃紋、作刀の苦労などに熱心に聞き入っていた。

 同展は、国文祭・芸文祭みやざき2020分野別フェスティバルの一つ。数々の賞を受賞している松葉さんが製作した日本刀10振りをはじめ、作刀の作業風景を収めた写真パネル、刀の原料の玉鋼(たまはがね)、道具なども展示され、日本刀の魅力、美術的価値、精神世界を紹介している。

 若手刀匠による銘切り(銘入れ)の実演も13日まで行われる。また、「KATANA」シリーズで知られる漫画家かまたきみこさんが今回の刀剣展に合わせて描いたタペストリーも飾られている。

◆10日、3人でトークショー

 松葉さん、かまたさん、イギリス出身の刀剣研究家ポール・マーティンさん(東京都在住)の3人による「刀剣トークショー」が10日午後2時から、刀剣展会場と同じ敷地内にある同市中央公民館で開かれる。入場無料。

 松葉さんが、かまたさんに対しては刀をテーマにした漫画を描くきっかけや印象深かった職人など、マーティンさんには日本刀の海外での評価などについて聞き、日本刀の魅力を語り合う。

【松葉國正さんのプロフィル】日向市平岩生まれ。本名は一路。地元の小中学校、富島高校を経て、広島農業短大農業科を卒業。1983年に東京の刀匠小林康宏氏に弟子入り。85年に岡山県の兄弟子安藤広清氏に入門し、89年に美術刀剣類製作承認を受け、故郷に鍛刀(たんとう)場を設立した。
90年から毎年多くの賞を獲得、2007年に日向市文化賞、08年には現代刀工の最高賞となる日本美術刀剣保存協会の会長賞のほか、県文化賞も受賞した。その後も数々の賞に輝き、14年には無鑑査認定を受けた。
また、合気道、剣道、居合道などを学び武道にも精通。ドイツ、フランス、オランダ、アメリカなどで刀剣の講演、剣術セミナー、演武を行うなど世界でも活躍している。

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