お待たせしました−１７日に人形劇まつりパート２

　わくわくどきどきしながら、心温まる人形劇を楽しむ「人形劇まつり２０２０パート２」が１７日、延岡市東浜砂町の延岡総合文化センターで開かれる。のべおか風と土の学校（江原トネ子代表）、のべおか文化事業団など主催。国文祭・芸文祭みやざき２０２０分野別フェスティバルの一つ。８月に一度開かれたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で一部の作品が延期となり、今回はその延期された５作品を「パート２」として上演する。

　プロの人形劇団クラルテ（大阪市）が２作品、延岡市のアマチュア人形劇グループ「風と土の子」「りぃぶる」が３作品を上演する。

　なお、アマチュアグループの公演チケットはすでに完売しており、現在、人形劇団クラルテの公演チケットのみ延岡総合文化センター（電話延岡２２・１８５５）などで扱っている。

　人形劇団クラルテの公演は、「ぞうくんのさんぽ」「ホレのおばあさん」の２本立て。時間は午前１０時３０分からと午後１時３０分からの２回。チケットは大人１５００円、子ども（３歳以上）１０００円、０〜２歳は無料。

【ぞうくんのさんぽ】
段ボールを切って、さて何ができるかな。さんぽの大好きなぞうくん。「さんぽさんぽ」と歩いてかばくんに出会う。かばくんを背中に乗せて歩いて行くと、今後はわにくんに出会う。子どもたちの大好きな絵本を、段ボールの切り紙人形とフライパンを楽器にした音楽でコミカルに上演する。

【ホレのおばあさん】
２人の姉妹がおり、姉は今の母親の子ではなく、いつも井戸の横で糸車を回している。妹はわがままですぐに姉をいじめる。ある日、姉は糸巻きを井戸の中に落としてしまい、井戸の中に捜しに行くことになる。井戸の底は雪を降らせるホレのおばあさんの国。グリム童話をアコーディオンの生演奏にのせて、ゆっくりゆっくり伝えていく。