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国文祭・芸文祭−神話や名所、生け花で表現

本紙掲載日:2021-10-12
7面

いけばな小原流延岡支部創立70周年

◆華やかにパフォーマンス−のべおか秋色のおもてなし

 いけばな小原流延岡支部(甲斐逸子支部長)の「のべおか秋色のおもてなしいけばなパフォーマンス」が3日、延岡市紺屋町のエンシティホテル延岡であり、同支部の関係者や一般約200人が県北にゆかりのある神話や名所をテーマにした作品の制作過程を楽しんだ。

 国文祭・芸文祭みやざき2020の分野別フェスティバルの一つ。1951年結成の同支部が創立70周年の節目を迎えたことから、記念として企画した。

 パフォーマンスは、同流研究院講師の松浦良則さん(岡山県)を講師に迎えて実施した。テーマは、国文祭のキャッチフレーズ「山の幸海の幸いざ神話の源流へ」にちなみ「県北にゆかりのある神話や名所」。松浦さんは、国文祭の1年延期が決まる前からたびたび来延し、高千穂神社、天岩戸、愛宕山など、県北の名所に実際に足を運んで構想を練ってきた。

 ファンファーレと共に入場した松浦さんは、温暖な宮崎だからこそ手に入る植物を使って、伝統文化を未来につなぐ子どもたちと一緒に作り上げることを発表。ステージには、作品の基礎となる、木などを組み合わせたオブジェ4体が並んだ。松浦さんは用いる植物や構想の意図などを紹介しながら、音楽に合わせて、単色だったオブジェを複数の植物で色づけていった。

 ニニギノミコトとコノハナサクヤヒメが出会ったという伝説がある愛宕山をイメージした作品は、こけ柿でニニギを、こけ梅でサクヤヒメを表現。華道を学ぶ小中学生6人が黄色やピンクのセッカケイトウで彩った。松浦さんはバランスを見て短く切ったユリやつなぎ役となるカエデなどを生け、華やかに仕上げた。

 4作品すべてがそろうと、同支部青年部員2人がニニギとサクヤヒメに扮(ふん)して登場し、華やかなステージをさらに彩った。愛宕山の鍵掛けモニュメントをイメージして、会員たちが鍵の形に切り、願い事を書き込んだという紙製の札も作品の後方に設置された。

 市内から3人で訪れた70代女性は「延岡の日常にないパフォーマンスで、すごく良かった。初めて見る植物も多く、素晴らしかったし刺激を受けた」と感動した様子。ステージに上がった、小4から華道を続けているという重黒木優那さん(15)は、「真っすぐに花を生けるのは難しかった。全部が大きくて迫力があった。今後、色合いなどに気を付けて生けたいと思った」と話した。

 甲斐会長は「涙が出るほど素晴らしかった。子どもたちにも活躍してもらって、感謝以外の言葉が見つからない。皆さんのおかげ」と話した。


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