夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
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写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
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提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
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同じ舞台に立てた喜びかみしめ
マスク越しながら力強く「歓喜の歌」を響かせた合唱団、短期間で難曲に挑んだオーケストラ、自身初となる「第九」の指揮を爽やかに故郷で披露した若き指揮者。コロナ禍の〃苦難〃の中、共に同じ舞台に立てた喜びをかみしめた第35回のべおか「第九」演奏会だった。
のべおか「第九」を歌う会の指導者の一人、柳田啓志さんは「ぐっと込み上げてくるものがある。言葉にならない、素晴らしい演奏会だった。延岡はやっぱりすごい。感動した」と涙。
延岡フィルハーモニー管弦楽団の事務局長、西山いずみさんは「コロナ禍で予定されていた他の演奏会が中止になったり、練習できなかったりした時期もあり、何度も心が折れそうになった。私たちアマチュアオーケストラにとって、きょう『第九』を演奏できたことは奇跡に近い。団員もよく頑張ってくれた」。
指揮者の山脇幸人さんは「この『第九』演奏会を初めて見たのは小学生の頃。まさか、その演奏会を自分が振る日が来るなんて。夢を与えてもらう側から与える側になった。僕にとって一つの大きな区切りになった。僕は延岡が好きです。宮崎が好きです。それが少しでも伝えられたら。その思いが、ベートーベン先生が『第九』に込めた『人類皆兄弟』なのではないか、そう思って振らせてもらった」。
延岡市出身のソリスト、今村雅彦さん(バリトン)は「山脇さんの姿に重ね、第1回の演奏会にソリストとして出演させてもらった20代の時のことを思い出した。延岡の温かい息吹を感じながら、私の音楽人生はそこから進んでいった。この演奏会を続かせるには力がいるが、続けてきたことで付いた力もある。何と音楽的に深く歌われるようになったことか、35回の積み重ねを感じた」とたたえた。