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高千穂の花をどうぞ

本紙掲載日:2022-02-08
7面
高千穂町花の日推進会議から夕刊デイリー新聞社に贈られた冬の花束

8日「冬の花の日」

 高千穂町花の日推進会議(会長=甲斐宗之町長)から8日、夕刊デイリー新聞社本社へ「冬の花束」が届いた。

 同町は、町内産の花卉(かき)をPRしようと、2月8日を「冬の花の日」に制定し、毎年、町内外の事業所に花束を贈っている。本来は直接訪問して贈呈するが、新型コロナウイルスの感染拡大でまん延防止等重点措置が取られていることから、訪問は今年も自粛し、郵送で21カ所へ届けた。

 本社へ届いた段ボール箱を開けると、ラナンキュラスとスイートピーの鮮やかな色が目に飛び込んできた。箱いっぱいの量が束ねられており、両手で抱えてもずっしりと重い。

 同町の花卉生産は1966年ごろ本格的に始まり、現在は一年を通して供給。町を代表する産業の一つとなっている。中でも冬の花(ラナンキュラス、スイートピー)は、アメリカや香港にも輸出されており、生産レベルの向上とともに世界に通用する花卉を生産している。

 同町農林振興課園芸特産係の田上厚志係長は「高千穂の冷涼な気候で育った花は長持ちし、発色も良い。自宅用、プレゼント用に、高千穂の花を心の癒やしにしてほしい」と呼び掛けている。

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