１２月１８日に向け結団式

本紙掲載日：2022-08-29

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ステージに立って自己紹介するのべおか「第九」を歌う会の指導者

結団式後、全体練習に臨む団員

のべおか「第九」を歌う会

◆野口遵記念館開館記念祝祭－設置のピアノ２台で歌う

　のべおか「第九」を歌う会（今村愛子会長）の結団式が２８日、延岡市の延岡総合文化センターであり、本番の成功を誓った。

　今年はコンサートを行わず、１２月１８日午前１０時からの「野口遵記念館」開館記念祝祭に参加。オーケストラではなく、同記念館に新しく設置されるピアノ２台による演奏で、ベートーベン作曲「交響曲第９番『合唱つき』」の第４楽章（抜粋）を歌う。

　結団式には、初めて「第九」に挑戦する人を含め、団員や指導者ら約６０人が出席。今村会長は「開館記念式典の一つとして『第九』を取り上げていただき、共にお祝いできることを感謝している。素晴らしいコンサートになるように力を合わせて練習していけたら」とあいさつした。同会の役員や指導者の紹介もあり、指導者を代表して後藤紀子さん（ひむかオペラの会会長）が「第４楽章の抜粋ではあるが、いつもと変わらず私たちも一生懸命お教えして、より良いものを皆さんと一緒につくり上げたい。１２月まで頑張っていきましょう」と呼び掛けた。

　その後、男女に分かれてパート練習を開始。このうち、女性パートは後藤さんが指導。発声練習をした後、歌い出しのタイミングや強弱などを練習した。最後には、男性パートも合わせた全体練習を行った。

　市内在住の土肥恵子さん（７０）は「野口遵記念館の開館記念式典で歌うと聞いて、１０年ぶりくらいに参加することにした。少しずつ練習して皆さんになんとかついていき、本番は楽しみたい」と話していた。

　同会は９月末まで団員を募集している。対象は県内在住の小学生以上。ただし、小学生は保護者同伴。入会金は大人５０００円、学生は無料。申し込みは、同センター（℡延岡２２・１８５５）。

　練習日程は次の通り。いずれも日曜日。昼は午後１時３０分、夜は午後６時３０分から。１２月４日の練習から練習会場を野口遵記念館に移す。

【練習日程】９月１１日夜▽１０月２日昼▽同２３日夜▽同３０日昼▽１１月１３日夜▽同２７日夜▽１２月４日昼▽同１１日昼