夕刊デイリー新聞社は、本紙に掲載された写真の提供サービス(有料)をしています。
スポーツで活躍した場面の写真、ステージでの発表会、さまざまな行事で新聞に掲載された写真をご家族の記念に保存されてはいかがですか?
写真は本紙記者がデジタルカメラで撮影したもので、新聞紙上では白黒でも提供写真はカラープリントです。
写真のサイズと料金は次の通りです。
▽L サイズ 1枚 300円
▽LL サイズ 1枚 500円
▽A4 サイズ 1枚 1,200円
(A4サイズはラミネート加工もできます。ラミネート加工は500円追加) |
L サイズ
(8.9×12.7センチ) |
1枚 300円 |
LL サイズ
(12.7×17.8センチ) |
1枚 500円 |
A4 サイズ
(21×29.8センチ) |
1枚 1,200円
(ラミネート加工は300円追加) |
|
提供できない写真もありますので、まず、本社にお電話をください。
掲載日などをお聞きし写真を確認した上で準備します。
受け渡しは、本社または支社、支局に来社していただくことになります。
写真によっては提供サイズが限られる場合があります。
また、事件、事故、災害、選挙、肖像権に関係する写真や本社に版権のない写真は提供できませんのでご了承ください。
写真は個人的利用に限ります。
印刷物などに用いることはできません。
写真提供サービス開始とともに、これまでの貸し出しサービスは終了します。
お問い合わせ、お申し込みは
本社(電話番号 0982-34・5000、平日は午前9時−午後5時、土曜は午前9時−午後3時)へお願いします。
|
ユネスコ無形文化遺産に決定
◆24都府県41件の風流踊(ふりゅうおどり)
国連教育科学文化機関(ユネスコ)の政府間委員会は30日、盆踊りなど24都府県41件の民俗芸能「風流踊(ふりゅうおどり)」を無形文化遺産に登録することを決定した。登録は2020年の「伝統建築工匠の技」以来。この41件に五ケ瀬町坂本地区の「荒踊」も含まれ、歓喜に包まれた町民らは、地域活性化への期待や保存継承に向けた決意を新たにした。
五ケ瀬町の荒踊は天正年間(1573〜92年)、坂本城主・伊賀守正行が創始。孫の山城守入道休覚が守護神二上大明神(現・三ケ所神社)に奉納する令を定めたことで広まったとされ、毎年9月の秋季大祭で同神社へ奉納後、中登神社と坂本城跡で踊られている。
武者装束をまとい、ヤリ、長刀、弓、鉄砲などの武器を持った総勢約60人が10余曲の「行列隊形練りの踊り」「円陣隊形の輪踊り」を披露。現在は、坂本地区の約200戸600人からつくる荒踊保存会(長田豊明会長)によって継承されており、同町立坂本小学校の総合学習にも導入、1987年1月、県内で3番目の国指定重要無形民俗文化財に指定された。
◆1日、懸垂幕を掲示−喜びの五ケ瀬町役場
五ケ瀬町役場前では1日、登録を祝うセレモニーが行われた。長田会長(67)をはじめ、小迫幸弘町長ら関係者が出席。集まった町民らが喜びに沸いた。
式では、小迫町長が荒踊の概要を説明。保存継承に取り組んできた先人たちに敬意を示し、「町を代表する民俗芸能が世界的評価を受け、県内初のユネスコ無形文化遺産登録となったことは喜ばしく、大変誇りに感じている」とあいさつした。
その後、荒踊の曲に合わせて「祝『風流踊』五ケ瀬の荒踊ユネスコ無形文化遺産登録」と書かれた懸垂幕をお披露目。
長田会長は「先人たちが誇りを持ち、大事に受け継いできたものが認められてうれしく思う。高齢化などの課題もあるが、登録されたことで特別何かを変えるつもりはない。今まで通り、坂本地区の宝として継承に力を尽くしたい」と語った。