オール延岡で準備スタート

本紙掲載日：2023-01-11

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宮崎国スポ・障スポ延岡市準備委員会の設立総会

２７年開催－国スポ・障スポ

◆延岡市の委員会が発足初会合

　５年後に本県で開催される「第８１回国民スポーツ大会・第２６回全国障害者スポーツ大会」＝愛称「日本のひなた宮崎国スポ・障スポ」＝に向けた延岡市準備委員会の設立総会と第１回総会が、カルチャープラザのべおかハーモニーホールであった。準備委員会は読谷山洋司市長を会長に、スポーツだけでなく産業・経済、医療・福祉、観光など各界の代表者総勢１２７人で組織。「オール延岡」で臨むとともに、延岡の魅力を発信する大会とする－などとした基本方針を原案通り議決した。

　宮崎国スポは、２０２７年９月中旬～１０月中旬の１１日間以内、障スポは国スポ直後の３日間。国スポ４５競技、障スポ１４競技のうち、延岡市では国スポ８競技（正式競技６、公開競技２）、障スポ３競技が行われ、国スポでは延べ６万７０００人、障スポで延べ８１００人の参加が見込まれている。

　読谷山市長は「アスリートタウンのべおかとしての蓄積が花開き、飛躍の時となる。おせったいの心も息づいている。延岡市民の力を結集して大会を成功させよう」と呼び掛けた。

　準備委員会は、副会長８人、常任委員２６人、監事２人、委員４９人、顧問３３人、参与８人体制。組織内に、副会長と常任委員の計３４人から成る常任委員会を設け、常任委員会からの委任・付託を受けて、計画を具体的に練る専門委員会を別に設ける－とした。

　基本方針は、実施目標として①オール延岡で創り上げる②アスリートタウンのさらなる飛躍につなげる③延岡市の魅力を発信する④共に支え合う社会づくりに貢献する－の４項目を挙げた。

　今後は、年度内に第１回常任委員会を開き、来年度早々に第１回専門委員会を開催。その後、総会と各委員会を随時開き、大会３年前の２４年度に実行委員会を発足させる予定という。

　延岡市内で行われる競技は次の通り。カッコ内は開催予定会場。

【国スポ】正式競技＝水泳（会場は検討中）、バレーボール成年女子、体操・新体操、柔道（以上、新宮崎県体育館）、軟式野球成年男子、ソフトボール成年男子（以上、西階公園野球場）▽公開競技＝武術太極拳、パワーリフティング（以上、新宮崎県体育館）

【障スポ】バスケットボール、車いすバスケットボール（以上、新宮崎県体育館）、フットソフトボール（西階公園）