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県立延岡病院にハイブリッド手術室

本紙掲載日:2024-02-08
1面
完成したハイブリッド手術室。バイプレーンシステムの血管撮影装置が特徴(県立延岡病院)

県内3施設目−4月から本格稼働

◆高精細な血管撮影が可能に

 県立延岡病院(寺尾公成院長)の心臓脳血管センターに、高精細な血管撮影装置を備えた「ハイブリッド手術室」が完成し、7日にセンター内で県議会議員ら来賓や地元医療関係者を招いての披露式が行われた。これまで宮崎市や熊本県の病院に頼らざるを得なかったような、より高度な処置が可能になり、救命率向上が期待される。

 ハイブリッド手術室は、可動式で多方向から撮影可能なバイプレーンシステム装置により、別室に移動せず心・血管X線撮影ができ、直ちに高画質な3次元画像を作成。血管の状態を観察しながら、その場でカテーテルを用いた先進的な手術を、迅速かつ安全に施すことができるようになった。

 室内には陽圧・陰圧維持機能も備え、手術室並みの空気清浄度を保つ清潔環境も実現。循環器内科、脳神経外科、心臓血管外科、麻酔科など領域を超えたハイブリッド(融合)のチーム医療により、必要によってその場で開頭・開心術のような外科的治療との切り替えや両立も可能となった。

 心臓脳血管センターの第3室として救命救急センターに併設されたことで、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血、消化管出血など一刻を争う救急患者に対応。2019年から稼働している心臓カテーテル室2室と併せ、循環器から脳神経の疾患、外傷まで、24時間体制で受け入れに当たる。

 県内のハイブリッド手術室の導入は宮崎大学医学付属病院と宮崎市郡医師会病院に次いで3施設目で、県が約6億5千万円をかけて整備。3月末まで試験的に運用し、4月から本格稼働する。

 披露式では循環器内科主任部長の山本展誉医師が、ハイブリッド手術室の完成に伴い、4月から新たに不整脈治療の常勤医が着任予定だと報告。山本医師は心臓脳血管センターの計画立案から携わっており、「県病院の治療も一つ上のステージに上った。都会に負けない医療が提供できるようになるきっかけとなれば」と期待を込めた。

 寺尾院長は「ようやく完成した」と、構想から6年かけて導入できたことを説明。「これまでハイブリッド手術室は宮崎市にしかなく、患者搬送に時間がかかっていた。延岡で治療ができれば県北の患者さんをいち早く治療でき、救命率が上がる」と喜び、さらなる施設や人材の増強にも意欲を示した。

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